「明日がひろがる。笑顔がつながる。」「21世紀における行政情報化の社会的基盤の確立を目指して。」「制度面・技術面・運用面から・十分な個人情報保護対策を行っています。」◎関係職員に対して、「秘密保持」を義務付けています。上の文章は、明日スタートする「住民基本台帳ネットワーク」の政府広告で見つけたのですが・・・何とも言いようがありません。どうしてこれほど空疎な文章が生まれるのだろうと、思わずのけぞってしまいました。とくに、最初に書いたキャッチコピー。こういう恥ずかしい表現をナゼに堂々と発表できてしまうのでしょうか。ひょっとしたら恥ずかしいキャッチコピーなのではないだろうか、という疑問を持った人が、きっといたはずなのですが、なんとなく反論できずに面倒だからとなし崩し的に決まった気がします。これこそまさに日本的閉鎖性です。このキャッチコピーと文章に代表されるこの国の閉鎖性と危機感のなさ。この程度の表現力しか持たない人間たちが住基ネットを担っているのだとすると、複雑な思いに捉われます。 ↑投票ボタンです。押してくれればやる気が出て日記更新します。←今日の空はどうなの?