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2002年07月16日(火) ゼットンのような人

田中康夫氏が知事を失職し、再出馬することになりましたが、

そこで、注目されているのが対抗馬になる人です。

長野県出身の作家 猪瀬直樹氏にも、

長野県議から出馬が打診されたそうです。

ハッキリ言って、長野県議に「アホか」と言わざるをえません。

猪瀬氏といえば10年以上も前から、

週間文春『ニュースの考古学』で、

構造不況を世に公表し続けていますし、

作家活動の他に、行革断行評議会委員と

道路関係四公団民営化推進委員課の委員などを勤め、

特殊法人民営化に熱心に取り組む人物です。

すなわち、税金の無駄遣いが一番大嫌いな人が、

無駄遣いが大好きな県議のために、

長野県の知事になるはずがありません。

もし「やります!」と言ったとしても、

真っ先にダム不要論を公約に掲げるでしょう。

そういうことも想像できないで打診に行くなんて、

長野県議は無知も甚だしいです。

知名度だけで選んでどうするのでしょうかね。

長野県議は、本当に何も考えていないらしいです。

さて僕は、猪瀬直樹氏の作品をよく読みます。

猪瀬氏の分りやすく丁寧に提言する文章作りは、

この日記で時事・社会ネタを書くときにとても参考になります。

先週、猪瀬氏はNHKの『真剣10代しゃべり場』に出演されていました。

第7期生の最終回の最後のゲストだけあって、

10代の若者には、かなりの強敵だったようです。

(番組を見てる人は、猪瀬氏の態度を傲慢と思われたでしょう。)

若者にこびを売らず、どんな質問もするりと返す姿は、

まるでウルトラマンの最終回に登場した強敵ゼットンのようでした。

僕も読んでる猪瀬直樹さんのメールマガジン日本国の研究はこちら。





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名塚元哉 |←ホームページ