雨が降りしきる中で、トルコ相手にベスト8をかけて戦った日本。中田英を中心に中盤のパス交換から再三トルコ陣内に迫り、何度も惜しいチャンスを得たが、あと一歩及びませんでした。トルコの先制ゴールは前半12分。日本DFのクリアミスで得た右CKからエルギュンが上げたボールをユミトダバラが頭で合わせてゴール。「あれだけ攻めていたのに、なぜ勝てなかったのか?」「あのセットプレーさえなければ。」「三都市のフリーキックが決まっていたら。」そんなことを言ってもしょうがない。僅かな一瞬がほとんどすべてを決定してしまい、リカバリーが効かないところが、サッカーの恐ろしさであり、最大の魅力でもあります。そんなことは、分っているけど、分っちゃいるけど・・・・・・・やっぱり悔しいですよね・・・・・・。フランスも負けたし、ウルグアイも負けちゃった。アルゼンチンも負けたし、ポルトガルも勝てなかった。負けたという意味では日本も同じなのですが、他のチームと日本は、当然意味合いが違います。僕の場合は、フィーゴが居るポルトガルサッカーが好きだというのは単に趣味で、日本代表への声援はもっとシリアスなものです。ポルトガルが予選で敗退したのは、それはがっかりしましたが、日本の場合は単にがっかりするのではなく、ベスト8からのW杯の見方が変わるし、きっといろいろと考えてしまうでしょう。代表に自分を重ねて見てる人もたくさんいます。おそらく今の日本代表は何かを象徴しているのだと思います。これで、日本のサッカーが終ったわけではなく、これから先がまだまだあります。日本代表は確実に、また飛躍的に成長するでしょう。「これで終わりじゃない、だから自分にもまだまだ先がある」そういう事を胸に秘めて、日本が抱えるこの退廃的な状況を打破する日本人が多く現れることを期待して。最後になりましたが、トルシエ監督、通訳&コーチの皆さん。そして、23人の選手の皆さんお疲れ様でした。そして、ここまで楽しい時間を過ごさせてくれて本当にありがとうございました。そして、もう一つベスト8をかけたイタリアVS韓国の試合は、まさに死闘といえるものでした。韓国の試合は、チームがチームとして有機的に一体化したチームほど好成績を残せるということを見せた一戦でした。そして、サポーターが引き寄せた、土壇場での同点、そして見事な逆転劇でした。サポーターの熱気では、韓国の方が上でしたね。実況と解説が聞こえにくいぐらいの声援でした。ポルトガルに続いて、競合イタリアをも破ったことで、韓国の熱気は益々高まるばかりです。次はスペイン戦。どんな熱い闘志を見せてくれるんでしょうか。 ↑投票ボタンです。押してくれればやる気が出て日記更新します。↑ベッカムと一緒に観たブラジル戦の観戦レポートは明日にでも。←今日の空はどうなの?