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2002年05月31日(金) サッカーは刺激的なスポーツだ。

サッカーのカタルシスは爆発的で、
それがゴールという奇跡によって
成立する事を考えると宗教的ですらある。
サッカーよりも刺激的な人生を送るのは
そう簡単ではないないような気がする。
                       ---村上 龍---


日韓共催のW杯が開幕した。

サッカーネタを書くと投票率もダウンするが、

そんなことに構っていられない(笑)

2カ国にまたがって共催される初のW杯。

アジアで開かれるのも初めて。

FIFAのマーケティング代理店の倒産や、

チケット発送の遅れなど、

(障害者用の車椅子チケットは、会場で手渡しとなった。)

FIFAが抱える不透明な利権体質による

運営のずさんさが、4年前のフランス大会の時と同じく

目に付く状況となった。

開会式はほとんどキムタクのアップで、

NHKのセンスのなさが露呈した。

開会式は一度しかお披露目されない式典なのに、

スタジオとキムタクばっかり映すなー!!

キムタクなんか、いつでも見れるちゅうねん!!

オリンピックなら、開会式はちゃんと放映するくせに。

開幕試合は、前回大会優勝国フランスと

W杯初出場のセネガルの試合だ。

セネガル代表は1月のアフリカ選手権で、

カメルーンとPK戦の死闘を演じた末、準優勝。

アフリカ勢で最も組織立ったプレーを見せるセネガルが、

いきなり世界NO.1を震撼させた。

セネガルは前半30分、

FWディウフが左サイドからドリブルで持ち込み、センタリング。

GKに当たったこぼれ玉を、MFのB・ディオプが押し込んだ。

フランスは、ボール支配率では上回ったが、

相手の堅い守りに阻まれた。

MFアンリのシュートが、

クロスバーやゴールポストに当たる非常に惜しい場面が多かった。

前回大会とほぼ変わらない豪華メンバーだったが、

主軸ジダンの欠場が大きく響いた。

サッカーへの興味がつきないのは、

目まぐるしくフォーメーションが変わり、

勝負の結果が予測不可能なスポーツだからだ。

だからこそ、サッカーは刺激的で、

一度はまると抜け出せなくなるスポーツなのだ。




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名塚元哉 |←ホームページ