gintonicさんの一昨日の日記 に当HPのことを書いていただきました。 そのおかげで、昨日の訪問者数は普段の倍でした。 宣伝していただき誠にありがとうございました。 今日のテーマは、先日の続きになりますが、外務省の発言についてで、近頃は「またか」といった感想で、慣れっこになりつつあるあのいい加減さ。 （慣れっこになってはいけないのですが。） 外務省の阿南大使が、「北朝鮮住民が入ってきたら追い出せ」と発言していたらしい。 その後、「いったん館内に入った以上は人道的見地から保護し 第三国への移動など適切に対処する必要がある。 他方、テロに対処する観点から警戒を一層厳重にすることは当然であり、 不審者が許可なく侵入する際には侵入を阻止し、門外で事情聴取すべきだ」 という意味での発言だったと川口外務大臣は釈明していました。 言い訳の天才（？）の発言にため息すら出ない。 亡命を願って領事館に駆け込んだ北朝鮮の五人は今も中国当局に拘束されています。 日本の外務官僚の危機感のなさ、人権意識の低さはもう世界に知れ渡ってしまいましたが、 昨夕と今日の会見で、また不信感が深まりました。外相の調査報告は、そんな言い訳で埋めつくされていました。 中国側が五人の連行を「日本側の同意を得た」としているのに対し、 「同意なし」とあれこれ説明していた様ですが、 もはや役人の得意な水掛け論の領域に入った感があります。門に取りすがって朝鮮語で叫ぶ女性と子供を見ても、 ひん発している亡命事件を思いもせず、 警官が敷地に入ってもウィーン条約違反を思わず、 十五分間も傍観して声も出さない外交官とは何のために存在するのでしょうか。 「分からなかった」 「知らなかった」。 同じ弁明が官僚不祥事のたびに繰り返される。 「気付かなかった」ではすまないことを思い知らせておかないと、 そのうち役人の言い訳で、日本はそのうち破滅するぞ。 こういった役人が多いようでは、自国のみならず近隣諸国のためにもならない。 人を国を愛する心を欠く役人や官僚は、 けっきょくのところ、どの国の役にも立たない無用の長物だ。↑投票ボタンです。押してくれればやる気が出て日記更新します。←今日の空はどうなの？
