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2002年05月04日(土) 憲法記念日の次の日に憲法について考えた。

先日、日木流奈君のことを書いたら、

いろんな人の日記で紹介されてしまいました。

「英国田舎暮らしの生活術」

「It don't mean a thing 」

どちらの意見も、昨日の日記で僕の書いた、

足りなかった部分を補足しておられますので、ご参考までに。

リンクありがとうございました。


昨日は憲法記念日でした。

有事法制案など、憲法がないがしろにしている法案が成立しようとしているのに、

多くの人は無関心のまま。

これじゃあいかんと多くの書店では、

たくさんの憲法の本を置いたコーナーを設けている。

がしかし、手に取ってパラパラ見る人もいないのが悲しいかな現実だったりする。

これでいいのか日本人!?

さて、有事法制案については、

4月17日の日記にも書いたように、一応は必要な法案とも言えます。

ですが、皆様ご存知のとおり、日本国憲法は憲法で戦争を放棄を宣言しています。

小泉首相は「備えあれば憂いなし」と言っていましたが、

戦争は突然はじまるわけもなく、

それよりも前に政治的恐怖と経済的貧困がもたらす

アノミー(個人または集団相互の関係を規制していた

社会的規範が弛緩または崩壊したときに生ずる混沌状態)がある。

これらの不安の根本をなくし、戦争を予防するための「アノミーの除去」

これこそ日本国憲法に謳われている平和への備えじゃないでしょうか。

国民の利益を守ることこそ、憲法の真意なのですから。

軍事力によって政治的不安定が解決できないことは、

昨今の紛争が示すとおりです。

どうしても作りたいのなら、

今回の法案で無視されているテロと災害時の避難

国民の生命と財産を守る備えが先じゃないでしょうか。

有事法制よりメディア法案よりも、

憲法25条・「国民は健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有する」

をもっと大切にしてほしい。

憲法25条、これを知っている人が少なすぎる!

バリアフリーだと声高に叫んでいるわりに、

実生活でも盲導犬・介助犬が、

コンビニ・レストラン・コンサートやその他の施設でいまだに拒否される事が多い。

障害者の生活権利がずぇんずぇん尊重されていない。

私たちはよりよく生活できるように、

日本国憲法をもう少し知っておく義務があると思う今日この頃です。


↑「散歩まだ〜?」





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