小泉内閣が発足してまもなく1年になる。 スタート時8割を超えた支持率も 真紀子外相の更迭などで、4割台に落ち込んだ。 朝日新聞の最近の調査では、支持42%、不支持40%という結果となった。 原因はやはり、一連の疑惑解明に首相の顔が見えない、 肝心の構造改革に目に見える成果が出ないといったところだろう。 しかし僕は、それでも小泉首相を支持している。なぜなら、「ポスト小泉」を考えると恐ろしくなるからだ。小泉首相が政権を投げ出すとどうなるか?当然、自民党の旧来の力学によって抵抗勢力主体の政権ができる。その際の首相は誰でもいい。ただ、国民の反発は強く、政権発足当初の支持率は二〇%程度あるいはそれ以下となるだろう。しかし、そんなことは折込済み、全く気にしない。そして、この政権はどうするか。構造改革路線に逆行して、予算のバラマキをはじめるだろう。小渕内閣当時の癒しきれない癒しの政治路線に戻る。バラマキはカンフル剤だから当然景気はいったん上向く。上向けばよくしたもので、小渕内閣のようにジリジリと支持率が上がり、四五%程度までUPするだろう。そこがこの政権の狙いだ。しかし、これをやるとどうなるか。今度こそ日本沈没、日本破滅になる。カンフル剤はカンフル剤でしかなく、打つのを止めれば途端に景気は下降し、そして膨大な借金だけがまた増えるだけということになる。これではここ数年の繰り返しになってしまう。小渕内閣以降、二百兆も借金を重ねて景気が良くなっただろうか? 経済が持続的に成長する構造に転換しただろうか? 答えはNOだ。歴史を繰り返さないためにも、小泉さんには初志貫徹と有言実行の精神で、もっと死ぬ気で頑張ってもらうしかない。↑ 抵抗勢力には噛み付いてやれ!"↑投票ボタンです。押してくれればやる気が出て日記更新します。←今日の空はどうなの?