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2002年04月23日(火) 義務を果たす者ありて名誉あり。

小泉内閣が発足してまもなく1年になる。

スタート時8割を超えた支持率も

真紀子外相の更迭などで、4割台に落ち込んだ。

朝日新聞の最近の調査では、支持42%、不支持40%という結果となった。

原因はやはり、一連の疑惑解明に首相の顔が見えない、

肝心の構造改革に目に見える成果が出ないといったところだろう。  

しかし僕は、それでも小泉首相を支持している。

なぜなら、「ポスト小泉」を考えると恐ろしくなるからだ。

小泉首相が政権を投げ出すとどうなるか?

当然、自民党の旧来の力学によって抵抗勢力主体の政権ができる。

その際の首相は誰でもいい。

ただ、国民の反発は強く、

政権発足当初の支持率は二〇%程度あるいはそれ以下となるだろう。

しかし、そんなことは折込済み、全く気にしない。

そして、この政権はどうするか。

構造改革路線に逆行して、予算のバラマキをはじめるだろう。

小渕内閣当時の癒しきれない癒しの政治路線に戻る。

バラマキはカンフル剤だから当然景気はいったん上向く。

上向けばよくしたもので、小渕内閣のようにジリジリと支持率が上がり、

四五%程度までUPするだろう。

そこがこの政権の狙いだ。

しかし、これをやるとどうなるか。

今度こそ日本沈没、日本破滅になる。

カンフル剤はカンフル剤でしかなく、

打つのを止めれば途端に景気は下降し、

そして膨大な借金だけがまた増えるだけということになる。

これではここ数年の繰り返しになってしまう。

小渕内閣以降、二百兆も借金を重ねて景気が良くなっただろうか? 

経済が持続的に成長する構造に転換しただろうか? 

答えはNOだ。

歴史を繰り返さないためにも、

小泉さんには初志貫徹と有言実行の精神で、

もっと死ぬ気で頑張ってもらうしかない。


↑ 抵抗勢力には噛み付いてやれ!"





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名塚元哉 |←ホームページ