辻本清美ちゃんは、自ら『市民派議員』と言っているから、 TV向きの議員なのですかね。 今日も、報道番組をはしごして、 政策秘書給与詐取疑惑について、 元政策秘書から献金を受けていた事実を明らかにした上で、 政治資金規正法違反に当たる可能性を認めた。 あっさりと認めちゃって、マスコミは大喜びよ。 でも、ちょっと待ってくださいよ。 清美ちゃん本人が、政策秘書として登録していた女性に 「資金が苦しいので給与の多くを政治活動に使わせて欲しい」と 持ちかけ、女性も了承していたと、説明していることもわかりました。 2世、3世議員のように、後援会の後押し有りの議員ならともかく、 叩き上げの議員なら政治活動資金もほとんど集まらない。 政策秘書も、了承して活動をしていたのなら、 なんら悪くないのではないかと僕は考えるのですがね。 また、自らの見解をまとめた発言要項のなかで、 自公保3与党の現職と元職議員の実名を挙げ、 「政策秘書の名義貸しが行われている」と指摘したそうです。 「衆院議員480人の秘書のうち、100人以上が妻や子ども、親族を秘書として届け出ている。 もし勤務実態のない『家族名義貸し』だと、立派な詐欺行為だ」 として徹底調査が必要だと主張したそうです。ね、他の議員さんもやってることです。「他の人がしてるから、自分もやってなにが悪い」的な発言にも聞こえなくはないですが、それは、ひとまず、こちらに置いておきまして、この一件で、もっと重要な事が雲隠れしちゃいませんか?自民党はこの事実を前もって知っていたのにもかかわらず、 宗男ちゃんや加藤氏の疑惑追求に対する世間の目をそらす目的で、タイミングを見計らってリークするところなんて、フィロソフィーがないですね。 これで、また自民党は墓穴を掘り、格を下げるわけです。 自民党が、清美ちゃんを煙たがる理由も分るんですが、 それは、清美ちゃんが目立ちすぎたから。 関西人は、のせられると悪乗りする癖が、多少なりともありますからね。 気がつくと、先頭に立って一番目立っていた。 目立ちすぎると、持論を持ち合わせない人は叩く悪い癖があるのよ。 『出る杭は打たれる』なんてことわざもあるように。 僕は、このことわざが大嫌いです。 出る杭=その人の個性ですよね。 集団でしか動けない一部の人間の、頭で考えた言葉に、 どれだけの才能が潰されていった事でしょうか。 出る杭は、ある程度は出て欲しいね。 僕なんか、出すぎて、嫌われてるけど(笑) ・・・・話が、横道にそれましたね・・・。 この疑惑に違法性があり、詐欺容疑で立件されれば、 速やかに議員辞職しなければいけないとは思いますが、 利害関係に左右されず、両方の意見を心で考えながら、 「どちらが正しい」ではなくて、 「何が正しいか」ということを根本において、 自民党も社民党も(他の党も) お互いを、よりよい党に育てていくということを忘れないでと願います。 そして、もし清美ちゃんが、議員辞職しなくていいのならば、 大人しくならず、わかりやすく物事を伝える 市民派としてずっと目立ち続けて頂たいですね。突然ですが、最後に小話を一つ。辻本清美とかけまして、うどん屋さんと説く、その心は?実家がうどん屋さんだけに、ダシにされた。お後がよろしいようで。↑投票ボタンです。押してくれればやる気が出て日記更新します。