昨日のTVの話題で申し訳ないのですが、 『稲垣吾郎の音楽狂時代・ヒットする曲の作り方』を観ました。 ヒット曲を作るには、違和感や1/fゆらぎの歌、せつない歌がヒットすると言ってました。 違和感は、歌詞が難解で、一度聴いても分りにくく、 何度か聴いているうちに心地よくなってしまう。難解な歌と言えば、やっぱり、たまでしょう。中でも一番難解な歌が『パルテノン銀座道り』とても君らしい時間に君がぼくの目の前にいるのでどうしようもなくてぼくは顔のない顔の声で話しかけるばかげてる風景をまたいでるそんなわけでこなごなだ陽射しがチリチリしてきたよぼくらは恋人どうしだったらよかったのに何度も同じ場所で何度も似たような事をおもうよくみがいたスプーンにうつる曲がりきれない毎日むずかしい事は何一つなくって簡単なことも何一つないこうしているのが楽しいってことだけがみさかいもなくつづくのを願うだけぼくらは時々恋人になってくるったように踊りを踊りつづけてぶっこわれた笑い方を楽しみ そして言葉を全部うしなった夜に沈もう何度も同じ場所で何度も似たような事をしようよくみがいたスプーンにまがったままよくうつるようにね、難解でしょ。しかも、行進できそうな曲でこの歌を唄うのですから、違和感有りです。たまの歌は違和感だらけです。でも、何故売れてないの?違和感説は説得力ないよ。 1/fゆらぎは、川の流れの音のようにリラックスできる歌。 番組内で、1/fゆらぎの歌ベスト10を発表していたが、 浜崎あゆみ、globee、安室奈美恵の歌がランクインしていた。 僕から言わせれば、「なんでこれが?」って歌ばかりだった。 音痴で聴いてるだけで、不快になるんですけど・・・。これも説得力ないよ。 歌声が1/fゆらぎなのか、バックミュージックが1/fゆらぎなのか そこのところもハッキリさせろと言いたい。 僕が知ってる1/fゆらぎの声の持ち主は、鈴木重子さんです。 あの方は、歌声もそうですが、普段のしゃべり声も1/fゆらぎです。 そこの貴方、ウソだと思うなら、 木曜の『音楽狂時代・第4夜』か 10日のNHK『課外授業 ようこそ先輩』を見てみましょう。 僕が考える本当にヒット曲を作る方法を特別に教えて進ぜよう。 ズバリ!過剰最適化された歌を作ること。 簡単に言えば、要領がいいこと、悪く言えば偽者になることが過剰最適化です。 たとえば、こんなことが過剰最適化です。 歌唱力もルックスも大したことない女の子が、 歌唱力抜群で、ルックスもいい女の子を抜いて、人気歌手になってしまう場合です。 どんなに実力があっても、人気歌手になるには、 所属するプロダクションと有名プロデューサーの力を借りる、所属レコード会社に莫大な宣伝料をかけてもらうなど 政治領域での能力が必要になってきます。 すなわちそういうことに特化した人間のほうが勝ち残りやすいわけです。 極端に言えば「仕事は寝てとれ!」タイプが、 実力派タイプを凌駕してしまうのです。 本来の実力とは無縁のものが、過剰最適化という魔物によって勝ち残るのです。 すなわち、二割の本物と八割の偽者によって世の中が動いているわけです。 三輪明宏さんが言うように、この世は偽者だらけです。皆さんも偽者と本物を聞き分ける(見分ける)能力を見につけましょうね。「雨で散歩に行けないの・・・」↑投票ボタンです。押してくれればやる気が出て日記更新します。