昨日、セラピードッグに関するフォーラムが行われていた。関心のある事だっただけに事前に知っていれば、聴きに行ったのに残念。その模様が朝日新聞に掲載されていた。報告によると、セラピードッグに触れた老人ホームの無気力なお年寄りには、活動的になったり、表情が豊かになるなどの効果がみられるのだそうだ。日本レスキュー犬協会にはセラピー犬が17頭しかいないのに対し、老人ホーム、児童、福祉施設からの派遣要請は、毎年約2千件もあるという。当然の結果として、要望に応じられないケースがほとんどだ。セラピードッグでない普通のイヌとのふれあいでも、お年寄りの表情が断然明るくなるそうだ。そうなると、老人ホームで犬を飼うのはどうだろうと考える。アメリカでは、民間のボランティアによるセラピードッグが多い。普通に飼われている犬が、しつけ、衛生面などの試験に合格すると、セラピードッグの資格が与えられるそうだ。日本も早くこの取り組みを見習っていただきたい。