今回は書くかどうか迷っていたことですが、この際、「何をカッコつけてる」と思われてもいいです。思いきって書きます。この前まで、あしなが育英会の募金活動を街頭で見かけた方も多いはずです。でも、その中で募金をされたことのある方は意外なほど少ないのではないでしょうか。僕は小心者なので、街頭募金があると素通りできない性格なのです。素通りしようとしても、演説を聴いてしまうと自分に置き換えて想像してしまったり、自分が街頭で募金を呼びかけていて、素通りされるとどんなに辛いかを考えるとついつい募金をしてしまいます。レスキュー犬協会の募金だとイヌが触りたくてやっぱり募金。(募金といってもすずめの涙ほどですが)道端で募金活動に出くわし、小銭がないとさあ大変、自販機で飲み物を買ってでも募金をしてしまう。国の調査によると3年連続で自殺者が3万人を超え、自殺者の数は交通事故死の約3倍にも上るそうです。父親を自殺で失った家庭は3年前の7倍だという。父親を失った家庭がいかに精神的にも経済的にも苦しい生活を送っているかは容易に想像できます。しかも遺児の母親の4人に一人が無収入。長引く不況で、働き盛りの自殺者が増える一方、「育英会」への寄付は年々減っている傾向にあるのです。小銭でも沢山の人が募金をすれば、大金になります。育英会でも、どんな募金でもすずめの涙ほどでいいので、募金してほしいです。もう一つ、募金で思い出すのはTVの『愛は地球を救う』です。20年以上募金活動をしていますが、お風呂カーは一度も見た事がないし、他の障害者でお世話になったなんていう話も聴いた事がない。巨人軍の年俸に使われているというウワサはあながちウソではないのかもしれないですぞ。