定期検診に労災病院に行ってきました。体調も特に変わりなく、先生は「何にもないから面白くない」と(笑)。いや、何もないほうがいいんだけど、医者としたらつまんないかも。(期待に答え、悪くなるのもどうかと思いますが。)昔は春と秋の季節の変わり目(今ならこの時期)に毎年入院していましたが、95年の震災によるショック療法といいましょうか、あれ以来ひどい風邪もひかなくなりましたし、何かと調子がいいのです。しかし、他にも理由があると思います。それは、最近注目されている「オルタナティブ・メディシン」です。日本語では「代替医療」と訳されているもので、非科学的な要素を採り入れた新しい医療です。つまり、好きなことをして生きる充実を味わい自然治癒力を高める治療法です。数年前に同人誌活動を始めた僕は、作品を生み出す喜び、そしてそれを喜んでくれる人たちの励ましや、お手紙やメールで「今度のイベント遊びに行きます。会えるのが楽しみです。」と言われるとまた気合が入り、もっと頑張ろうと思う、そういった心がけが免疫機能を高め、少々の事ではへこたれない体を作ったと思います。だから出会ったすべての人たちに感謝して毎日過ごしています。米国では通常の病院に支払う医療費に比べ、およそ2倍の金額が「代替医療」にかけられているそうです。入院患者に絵を描かせてみたり裁縫をさせたり、作品を生み出す充実感を与え、生きる喜び(明日への糧)を作り出すのです。イギリスでは患者一人一人にハーブの鉢植えを渡す病院もあるそうです。育てる喜びとハーブ類には殺菌、消毒作用、アロマセラピー効果もあり一石二鳥の効果があるそうな。日本では鉢植えの植物は「根ずくからダメ!」とバカらしい言い伝えがあるからハーブを育てるのは無理みたいだけれど、何か作品を作る、それが心の癒しになり精神安定剤にもなって、何の副作用もない優れた薬となるのです。精神が安定すると、体の免疫機能が高まり、結果としてごく自然に病気にかかりにくくなる。仮にかかっても回復が早い。そして、心を癒し精神を安定させることは、健康だけでなく、仕事にも大いなる効果をもたらす。心が生き生きとして余裕のある状態であれば、普段は見落としがちなチャンスも逃さず活かしきる事ができる。これがいま、健康、医療の世界で注目されている「代替医療」の考えである。これが今、健康、医療の世界で注目されている「代替医療」の考えである。日本の医学界もこの事にもっと注目しなきゃ、治る病気の人も治らなりませぬぞ。