ちょろりの役員様日記
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2007年10月18日(木) ちょろおさん誕生

朝になる。陣痛の波がくると心臓が痛い。
あ、忘れてたことを思い出した・・・
私、健康診断で不整脈が何回もひっかかったんだった。
今年の健康診断では異常なしだったのに〜
慌てて助産師さんに申告すると
先生がやって来て急遽心電図がとられ、
確かに不整脈が時々起きてるといわれる。
まー大丈夫でしょうと言われ安心。

7時になり、また内診。
子宮口がまだ5,6センチしか開いてないと言われる。
とりあえず、脱水が心配とのことで
点滴された。普通なら1時間のところを
心臓負担を心配して、2時間かけて。
あと赤ちゃんの心電図も取られる。

8時半すぎ、先生が内診。
子宮口変わらず。
破水から24時間たち、羊水が減り、にごってきて
感染症が心配なこと、赤ちゃんの心拍が落ちてるとこあること
あと動きが少ない(これは痛み止めの弊害でもあるらしい)。
点滴かけてる間に色々準備がなされていたようだが、
子宮口開きが変わってないし、
点滴の2時間で決断がされ、緊急帝王切開が決まった。

もう私はヘロヘロで、
ちょろおさんに会えるなら何でもいいですという気持ち。
陣痛の合間に、手術服着せられ、一階の手術室へ。
この病院、床はオール板張りの階段しかない昭和の建物ですから
陣痛の合間に階段下りるわけで・・・
しんどかった。

背中に麻酔打たれるのだけど、
私の姿勢があまりにも良すぎると言われ(?)
先生が骨の合間を探すのに苦労していた。
あっという間に下半身がしびれたような感覚に。
尿管がつけられた。感覚ないから分からないが。

あ、開けられてる。
感覚が分かる。見えないようになってるけど。
この病院の助産師さんオール勢ぞろいで、
私の手を握っててくれたり、色々お世話してくれた。
何かが引っ張り出されて、広げられてる感覚もすごくする。
んでも痛くない。不思議だ・・・

そして、9時26分、3126グラムのちょろおさんが出てきた!
ほげほげと小さな声。
ちょろおさんの口の中の羊水を吸い取られると
ウガイのような声を出したのち、
ものすごいデカイ声で泣き始めた。
あー、一気に腹が軽くなった・・・出てきたんだー
ものすごい気分の高揚。
このハイテンションは何?
ずっと頭の方に連れてこられたちょろおさん見ていた。
生まれたての真っ赤なちょろおさん。
かわいいよ。ちょろおさん、かわいいよ。
身体の下の方では、先生2人が、なにやらしてたけど。
掃除機みたいな音がして何か吸い取られてるし・・・
「ちょろさん、これは生理痛辛かったでしょ」とか言われた。
先生、何を観察してるんですか・・・?

生まれたてのちょろおさんと一緒に写真撮ってもらえた。
後から冷静に見たら、歯茎出したすんごい笑顔だったわし。

その後、ちょろおさんはキレイに拭かれ、
ちょろダーに抱っこされに部屋に行った。
ちょろダーは多分寝てるんで、たたき起こして下さいとか
助産師さんに頼んだ気がする。

先生は腹を縫っていたが、
ズボンがずり落ちてきてしまって、
ズボン上げてベルトしめてくれと
助産師さんに頼んでいて笑えた。

私は睡眠薬入りの点滴であっという間に寝てしまう。
呼ばれて気が付いたら、全ての処置が終って
先生もいなくなっていた。
エレベーターもない病院で、どうやって私は
部屋に行くのか?と思っていたが、
助産師さん4人で私を抱えて、
「せーのっ」で階段を登っていった。
すごいチームワークだった。重くてすみません。

そのまま私はひたすら薬で寝ていた。
痛み止めが切れると、激痛で目が覚める。
ナースコールすると、新しく薬追加と言う感じ。
ひたすら。ひたすら寝ていた。
目覚めて、産後のハイテンションはまだ続いていて、
友人たちに怒涛のメール打った。

ママンが岐阜からやってきてて、
午後からさっぴーと共に来て、
新生児室のちょろおさん見て興奮して帰って行った。


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