ちょろりの役員様日記
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2007年10月17日(水) 破水

朝8時半遅い起床。
トイレに行くと、しっことは違う液体が
大量に・・・こ、これは。
動揺するもさっぴーを起こし、モコ世話を頼む。
私はご飯を1杯慌てて食べて、病院へ電話。
余裕持ったつもりだったが、
パジャマまでビタビタになる破水がまた起きて
とりあえず病院へ行くことに。
さっぴーに付き添いを頼んで、
夜用ナプキンをして、タクシーにて病院へ。
さっぴーに荷物もってもらう。
陣痛っぽい痛みが始まっていた。
ああ、生理痛に確かに似てるわーと思う。
骨盤をぎゅーとされる痛み。
受付して、さっぴーには家に帰ってもらう。

9時、まずは赤ちゃんの心電図をとる。
その後、診察室にて内診。
先生に、「子宮口が全然開いてない、一旦家帰って
シャワーして、昼ごはん食べてきてもいいよ」と言われる。
が、「家に一人きりなのでちょっと不安です」と言うと
上で寝てなさいと、2階の入院の部屋に通される。
服を入院服に着替えて、ベッドに横になる。
確かに規則正しく陣痛ぽい痛みが来てるのになー。

テレビを見る余裕があった。
ラジカル見ながら寝てしまうが、12時すぎに痛みで目が覚めた。
結構、痛いやんけ。
うなり声が出た。
痛い痛いと言いつつ、時の過ぎるのを待つ。
15時前に、ちょろダーが早退してやってきた。
様子を見て、家に一旦帰り、着替えてくるという。
外来が終った先生が内診してくれるが、
子宮口の開きは1センチだという。
う、うそーん。
こんなに腹が痛いんですが・・・
骨盤全体をぎゅーと締め付けられて、
さらに奥からの痛み。
いたたたたた、と声が出る。
助産師さんがきて、「ちょろさん、結構痛そうだけどね、
この陣痛、お産には全く結びつかない痛みなのよね・・・」と
気の毒そうに言われた。

16時すぎ、子宮口が全然開かないのに
私の体力が消耗されすぎということで、
痛み止めが打たれた。
かなり楽になる。
ただ闇雲に痛かったのから、
痛い波がきて、楽な一息が来るというリズムができてきた。
ちょろダーが横にいて撫でてくれた。

それからとにかく長い夜が始まる。
痛い波が来ると、
力いっぱい撫でてくれと、骨盤上、尾てい骨あたりを
ぐりぐりとちょろダーに揉んでもらった。
波が来るたびに「もっと強く」と言っていた。
この産院では、お産のときに吐くと
体力消耗してよくないと、飲食禁止で・・・
ポカリを100CC飲ませてもらっただけだった。
さっぴーが見に来るも、
ちょうど痛みにのたうちまわってるときで
びびって、ありえんざきと言って、ひいて帰って行った。
痛みで喉がからからになり、
トイレに立つのも、痛みの波の合間に。
廊下で痛みの波が引くのを、フーと待ち・・・
トイレの中でフーと待ち・・・

夜中にまたひどく破水して、服を着替えさせられる。
助産師さんが頻繁に様子見に来て、腰さすってくれ、
呼吸を一緒にやってくれる。
ヨガの呼吸に似てる。
空気を腹に入れて、長く長く吐き出す。
呼吸は上手いと褒められた。でもツライんです。
夜中にまた痛み止めが追加された。
内診をしては、やっと開きが3センチぐらいになったと。
痛み止めの効果が出たらしい。

痛い波の間に休息時間ができると
その合間に赤ちゃんがどんどん下に下りてきて、
子宮口も柔らかくなり、開いてくるもんらしい。
んでも、まだ3センチなんだ・・・
助産師さんが、「明日生まれるとは思うけど」と言ってくれた。
・・・明日か。
このツライのは、まだまだ続くということですかと
気が遠くなった。
今日産めば友人shellyと同じ誕生日だったのにとか
ぼんやりしながらも思った。

夜中2時あたりにちょろダーが役に立たなくなる。
私の腰をさすりながら、自然に寝ている。
助産師さんが交代してさすってくれた。

痛いときに骨盤尾てい骨あたりをテニスボールで押してもらったり
とにかくちょろダーに力いっぱいさすってくれと
頼みまくっていたが、
後日、尻、尾てい骨周りの皮がめくれていた。
あと、自分の腕に噛み付いたらしく、腕に歯型の青あざができていた。
足のかかとをベッドの壁に押し付けていたのを思い出したが
かかとも赤くはれ上がって皮がカチカチになっていた。
30越えて、こんな我を忘れる痛みを経験するとは。
陣痛の波は、5分おきぐらいのままずっと続き、
一睡も出来ないまま、朦朧として朝になった。


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