ちょろりの役員様日記
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2002年08月21日(水) えびふりゃあ

朝ごしこから電話があった。

「今日、行くわ」と言って
切れてしもうた。

どうやら、やっとテストを提出した様子なのに
(ウチから帰ってから寝てしまって
起きたら提出時間を過ぎていたのに
大学の事務局に「パソコンが調子悪くて
送信できなかった」と泣きながらウソをついて
無事出したもよう)

どうしたんだろう?

ちょろダーも今日は早く帰ってきた。

「今日の晩御飯なにーー?」
と言いながらごしこはやって来た。

うむ、エビフライと茄子のフライだ。

ごしこは、「揚げ物を家で食べるなんて
5年ぶりくらいや!」
と興奮し、あたしが買ってきた10本の冷凍エビを見て
「これじゃー足りん!」
とダッシュでスーパーに行き、さらに20本くらい
エビを買ってきた。

あたしが10本先に揚げ上げたところで

ごしこは、
「私も手伝う。
あぁァーーーもうおなかが空いて我慢できん」

と、小麦粉、玉子、パン粉の順番を無視し
まるで、某福○○のようにあつーーく衣を付け
しかも、ぐじゃぐじゃのドロドロで
(玉子と小麦粉を混ぜていた)
一気に、フライパンの油の中に
全部押し込んだ。

揚げ物は、温度が命だろう・・・?

ごしこは、自分が揚げたフライが
衣がはげて、くるくると小さく丸まっているのを見て
「なんでこんな風になるんや!」
とやり場のない怒りを露わにしていたが、
「ちょろちゃん、何とかしてや!」と言うので
最後に強火でカラリとさせた。
衣がはがれてきたのは、どうしようもない。

まあ、ごしこは、
揚げたてのエビフライにむさぼり食らいつき、
「おいしーおいしー」と
満足していた。

つーか、衣、はがれすぎ。
しかもあんなに厚くつけたのに。

ちょろダーは、「フライなのに、エビと
衣を別々に食べている感じがする」
と言っていた。

まあでも、茄子は上手にあがってたし
あたしの作ったエビフライは普通にできていた。

ごしこは、今日は大学の若人達と飲み会だという
アイちゃんに、わざわざ電話して
「今日はーエビフライをちょろちゃんに、
山盛り揚げてもらってるんやー。
いいやろー。これから死ぬほど食べるんやー」
と散々自慢して、アイちゃんが本気で悔しがったら
「じゃあねー」と電話を切っていた。

アイちゃんが新薬治験のアルバイトで
30万円ほど儲けたとき、
天丼をおごってもらえなかった ということを
未だにむちゃくちゃ根強く恨んでいるのである。

ご飯を食べ終わったあと
なぜかトランプがしたいというので
ちょろダーもふくめ、3人で大富豪を久々にした。

最初からあたしの一人勝ち。
運がよいので、ジョーカーとか集まってくるんだよ。

でも、眠気に勝てないあたし。
久々にちょっと頭を使ったら頭痛がしてきたあたし。

最後の方は、2を4枚持っていても
富豪になれなかった。頭悪い。

12時を越えたので
寝ることにした。
ごしこは放置。「もう寝よ〜」と言っていた。

疑問。
いったいごしこは何をしに来たのか?
かなりの出不精のごしこは、勉強が絡んだ時くらいしか
出歩かない。

勉強してる気配なかったし?
エビフライのためか?それともトランプのためか?


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