碧のアニメ感想
アニメ雑感


 テニス。「イリュージョン」


今期始まったアニメでよさげなのをいくつか。
ファンタジックチルドレン…凄くOP・EDの曲が良い。
ジパング…古橋の新作。やっぱり虹彩感覚というか色彩感覚はずば抜けて才能ある人だと思います。
今のところ古橋節も出てないし良い感じ。
スクールランブル…冷やかしで観てみたんですが結構面白くて毎週観てます。
天満が可愛くて可愛くて…(><)
私の好みはクシャナ殿下みたいな美人なはずなのに…(笑)
焼きたて!ジャぱん…冷やかしで(略)、火曜では一番見逃したくないアニメです。
しかし監督と構成がアレなので今後が心配。


Aパート。
オヤジにもぶたれた事あるのにー!なビンタバンクから始まった今週。

「ヘイ!ケビン!続きはまた明日にしようぜ!」
「まだだ!まだ終わらんよ!!」

…ネタもこの辺にして。


ラリーでケビンがミスって「しまった」とロブをあげリョーマがサイクロンを打ちにいく。
うん、こんな風に見せてもらわないと分かりませんよね。
アニメにするばあい、アクションの芝居の組み立てをちゃんとしないと分からない…って池田監督も言ってましたけどその通り。
しかもサイクロンからケビンのラケットが弾かれるまでのアクションが結構凄い。
先週までとは違って何とかサイクロンを打ち返そうとしているケビンも良いです。

観客席の室町と阿久津。
ケビンがラフプレーに走るかもしれない、と心配する室町に、阿久津はあれはリョーマを挑発するためのもので本来ケビンはそんな男じゃないとフォロー。
…鳴り物入りの悪役で登場したケビンにてこ入れですか。
そうですよね…もはやただの熱血漢だもんね、ケビン。
敵役を最初悪役と印象付ける事はセオリーではあるんでしょうが、どうも上手くいってないみたいです。
これなら切原のほうがよほど悪役でした。(悪役と言っても小者ですが)


『どうしたケビン…今こそ俺とお前で編み出した必殺技を出す時だぜ!』
この時あれ?っと思ったんですが、さりげなく恩着せがましいです、ビリー(笑)


『俺は越前リョーマを目標にしてきた…そしてビデオが擦り切れるまで研究し練習してカンペキに自分のものにした。俺は越前リョーマになったんだ!そして…』
リョーマを超える!とでも続くかと思ったケビンに異変が…。(実際超えると言ってました)

目がピカーン→全裸ドーン!!→全身からオーラ→振りかぶってフレーム打ちバーン!!

似非今川演出が出たーーー!!

ねえ、絶対今川ファンいるでしょこの中に…つーか監督が今川ファン?
もう今川監督にお願いして一本くらいコンテ切ってもらったらどうですか?
あ、鉄人の劇場版で忙しい、か。

てかこれ浜名監督コンテ修正してるっしょ?
ねえ…映画で忙しいかと思いきや…・・。

とにかくすさまじかったです。
昔よくサンライズがあの手の演出やってました。テニスの演出は全体的に古いんですよね。
それがいいんですが(笑)

ケビンのフレーム打ちが例のイリュージョンって技だそうです。
フレームで打つからブレて分身して見えるんだそうです。


「ふ…それでいいのだケビン・スミス」
たった一発で機嫌が直ってるリチャードが凄い。
しかも私の夢とか語り出しちゃったよ…(^^;

リチャードのショボイ戦略に突っ込むべきか否か大変迷いましたが、まあ小者悪党にありがちなんで放置でいいでしょう。
何かテニスが金儲けの道具になると踏んだらしく何とか儲ける道を詮索してたみたいです。

リチャードが最初にスカウトしたのがマイコー。
今と変わってねぇーー!!
グリフィ兄弟をスカウトする前なら数年は前のはずなのに…。

その次にボビー、その後アーノルドが自分を訪ねてきたとのことですが。
てことはアーノルドって1、2年であのレベルになったって事か…それはかなり凄いんじゃ。
もったいねぇ…!そんな才能ある子をアッサリ捨てたリチャードって一体…。

ビリーとケビンは元からつるんでテニスしてただけでリチャードチームに入ったのは最近みたいです。

まあ、そんなわけで日米親善試合を企画したそうです。
…アホっぽい割にこれだけの試合できる権力と企画力はあるのか…。
よくわからんなぁ、リチャードの位置づけが。


「また三つになりやがった…」by跡部
「え?俺五つに見てたけど」by清純
「俺六個!」by菊丸

…あれ…おかしいな。清純の動体視力はずば抜けて一番のハズなんですが…。
まあどうでもいいか。


しかしピンポイントでフレーム打ちって難しそうなのによくやりますね。
バッティングとか得意なんでしょうか…>ケビン


Bパート。
「ねぇ、ちょっと調子乗りすぎだよ」
ケビンのガシャッた球をサイクロンで打ち返してデュースに。
あのスマッシュを打ち返そうと必死に頑張ってるケビンのほうが何か主役っぽいのは何故…(リョーマの相手ってそんなのばっかり)

ケビンのパフォーマンスを真似るリョーマ。
「忘れたぜ、お前にはそれがあったんだったな」
笑うケビン。
何だかいい感じに努力・友情ですね。

「ケビン!!気を抜くんじゃない、このバカが!!」
そんなケビンにリチャードはご立腹。
…顔が崩れてますよリチャードさん…!(爆笑)
流石のケビンも唖然。
「試合中ですよ、静粛にしてください」
審判にまで注意される始末。
審判の不親切な日本語注意もちゃんと理解できるリチャード・ベイカー。
通訳に転職ってのはどうだい?

「ボス、必死だね」byテリー
「俺たちはベイカーさんに世話になった…それは感謝してる」byトム
「正直言って、ベイカーさんのやり方にはもうついていけない」byテリー

ついに部下に見放され始めたリチャード。実に分かりやすい。


「もうサイクロンは打たせねぇ・・!」
決意を新たにイリュージョンを繰り出すケビン。
アドバンテージを取りました。
今ゲームカウント5−6でリョーマがこのまま勝つんじゃないかと思っていた私はちょっとドキドキ。
ケビン頑張って…!

手塚いわく、イリュージョンは着弾して激しくスピンするので跳ね際を叩くことが出来ず、ダイレクトに打ち返すしか攻略法がない、とのこと。

ケビンは低い球を打ってサイクロンを出させない戦法。
ロブ気味じゃないとサイクロンは打てませんからね。
…なんだ分かってるじゃないですか…コンテで修正したのか前川さんが分かってたのか疑問ですが。

イリュージョンを打ち返そうとするリョーマですが、実体が分からないまま打ったんで弾かれてしまいました。
してやったり、って顔のケビンがいいですね。
このままケビンがゲームとって6−6、タイブレイクに。

ボールを突きながら何か考えるリョーマ。
そのボールには影が出来ていて…。

一方ちょっと余裕が出てきたらしきケビン。
『リョーマ、カモン』とか言ってます。

そしてリョーマのツイストを物凄い反応で打ち返しました。
す、すげぇ…!マトリックスもビックリな超高速エビゾリリターンでしたよ!
何かちょっとカッコイイ…(笑)

ケビン再びイリュージョンの構え。
さっき何かを思いついたらしきリョーマは帽子を深々と被りました。

帽子を被ったままイリュージョンを打ち返したリョーマ。
ビビるケビン。とリチャードとアメチームの皆さん。
…たかが打ち返されただけだから、ビビらず自分も打ち返しましょう。
と理屈はこねられますが、ショックだよね。

「これはまぐれだ…」
拳を握り締めるビリー。
「ヘーイ!俺たちが必死になって編み出したイリュージョンなんだぜ!そう簡単に打ち返されてたまるかよ!」
やっぱりビリー恩着せがまし(略)
しかし良いやつですねビリー…ただの面倒見のいいあんちゃんかと思いきやケビンとは親友なんですね。
こうやって自分の事みたいに本気で心配して応援してくれる人って貴重だと思います。
ケビン、友達には恵まれたんだから大事にしましょう。

まぐれだ、そう思ってイリュージョンを繰り出すケビン。
しかしまぐれではなくて…。
さっき、ボールをつきながらボールに出来た影を見つめていたリョーマは影を見て打ち返すことを思いついてしまったんですね。
実体以外には影はできない、という理屈みたいです。(だからイリュージョン、なのか/笑)

そういや今回、やけにコロシアム外観と雨が強調されてるなーと思ったらこのためだったのか。
つまり、イリュージョンを攻略されたのはドームが閉じていたからだと。

天才か!
天才が天候を操って雨を降らせた所為かーー!!


ああ、ホントに天災ですね彼。
ケビン、不憫。勝ててたかもしれないのに。

「まだまだだね」
決まり文句とともに来週へ…。


さて、会場はリョーマの応援一色みたいだし(高山さん談)、ウサコールも出そうにないんで自らやりましょうかね。

U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!
 
はい、ケビン派の皆さんご一緒に!

U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!U・S・A!


リョーマ派は……あえて日本コールしなくても勝つでしょう。


次回。
あの飲んだくれ親父がまた出るんですか…。
映画宣伝の聞き慣れないナレーションはひょっとしてリョーガとかいうキャラの声?


2004年11月03日(水)
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