白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2013年04月24日(水) ケーキを置いている和菓子屋さん。

先日、夫がローソンで「四角いプリンケーキ」なるものを買ってきてくれた。

四角いプリンケーキは名前から推察できる通り、四角いケーキの中にプリンが入っている……ってお菓子でお値段150円。かなり美味しかった。ケーキもプリンも洋菓子も、ケーキ屋さんで買った方が美味しいとは思うけれど、あのお値段から考えたら良い仕事をしていると思う。

私は大阪で暮らしていて近くに個人経営のケーキ屋さんがあるけれど、田舎暮らしをしているの友人の話だと「地元にケーキ屋さんなんて無いからコンビニの洋菓子って、すっごくありがたい。お取り寄せなんて、しょっちゅう出来ないしね」とのこと。実際、和歌山にある夫の祖母の家の最寄りケーキ屋さんは、いまだに不二家。なので、手土産に気の利いた洋菓子を持っていくと喜ばれる。

それにしても、わずか数十年で日本の洋菓子は劇的に美味しくなったと思う。

「私は大阪で暮らしていて近くに個人経営のケーキ屋さんがある」と書いたけれど、子どもの頃は自宅近くに洒落たケーキ屋さんなんてなかった。駅前に「タカラブネ」とか「不二家」なんかがあった程度。それでころか当時は商店街の和菓子屋さんでケーキを売っていた。本業は和菓子で、スーパーなんかで売っているような工場製のケーキを仕入れて並べていたのだと思う。ショートケーキ、チョコレートケーキ、モンブラン、チーズケーキくらいしかなかったように思う。そしてお使い物に持っていけそうなレモンケーキの詰め合わせ。今のケーキからすると、そんなに美味しいものではなかったように思うけれど、それでも洋菓子は特別なお菓子だった。

今ではケーキを置いている和菓子屋さんは見かけなくなったけれど、昭和の頃は結構多かったんじゃないかと思う。ちなみに私が子どもの頃、ケーキを置いていた和菓子屋さんは、いまだ営業しているけれど、いつの頃からかケーキは置かなくなっている。

……などと、ケーキの事を書いていたら、美味しいケーキが食べたくなってしまった。そう言えばケーキなんてとんと食べていない。ここ最近は誕生日のケーキも家で作るし、夫の実家に手土産で持っていく時に食べるくらいなのだけど、我が家は娘が和菓子派なのでケーキよりも和菓子を持っていく事の方が多いのだ。たまには職人さんが作ったちゃんとしたケーキが食べたいなぁ……なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


本日のお弁当。オムライス、苺(別容器)。オムライスのトッピングは海とカニのイメージ。あくまでもイメージ。らしく見えなくても気にしない。







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