今日、空っぽになった香水瓶を娘に譲り渡してみた。
私は出産してから平日はほとんどノーメイクで過ごしているのだけれど、気持ちが沈んだ時や、逆にウキウキしている時などはお気に入りの香水を付けるようにしている。しょっちゅう使わないので、香水はなかなか減らないのだけれど、今日はお気に入りの香水を使いきってしまった。香水瓶はガラス製だけど、かなり丈夫に出来ているので、娘に渡してみたところ、2歳5ヶ月の娘にもお洒落心があるらしく「シュッ。シュッ」っと言いながら、ご機嫌で香水を付ける真似をして遊んでいる。
最近、とんと洋服を新調していないのだけど、ネットでチェックするにつけ今年の春は女性らしい感じのものが流行っているのだなぁ。ひらひらとか、花柄とか。めずらしく流行が私の好みのど真ん中。新しい服を買いたくて仕方ないのだけど、例えば…公園へ行くのにマキシ丈のワンピースなんて無茶過ぎる。以前、危険を承知で柔らかい素材のチュニックを着て娘と遊びに出掛けて、見事に破いてしまったことがある。
結局のところ「私の好みのど真ん中」な感じのスタイルは、今の生活には合わないので、この春は新しい服を買わずに過ごしてしまいそうな気がする。
洗濯しやすい事を第一に考えた潔い服ばかり着ている自分を見て、ガッカリしてしまうことがあるのだけれど、それでも昨年よりはマシになったかなぁ……と思ったりする。見た目的には何も変わっていないのだけど、ちょっとした身体の手入れとか、指輪やネックレスといったアクセサリーを付けるとか、そういう余裕が出来てきた。
なかなか理想通りにはいかないけれど、お洒落心だけでも失わないよう心掛けたい。
幼い娘との生活は、毎日いっぱい・いっぱいだけど楽しくって仕方が無い。だけど、娘が成長して手が離れた時に女性としてガッカリするような自分になっていたくはないのだ。娘が空の香水瓶で遊んでいるのを見て「綺麗なお母さんは無理でも、せめて見苦しくないお母さんでいたいなぁ」と思った。
次の香水が空っぽになる頃には、今よりも育児に余裕が出来てお洒落が出来るようになっていると良いなぁ。焦らず、ぼちぼちやって行こう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。