白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2009年04月23日(木) 寒い1日

もう4月も半ばを過ぎたと言うのに、今日は唐突に寒かった。あまりにも寒いので私はフリースのパーカーを、娘はフリースのポンチョを着せて外に出た。お洒落の真髄は暑さ寒さに負けない「痩せ我慢」だと言うけれど、他人から「ダサイ」と思われるより、体調を崩す方がよっぽと怖い。

娘と散歩していると、私達親子のように「冬に逆戻り?」な格好をしている人もいれば、キリッっと春の装いを通している人も。若い女性が寒くても胸元の開いたブラウスを着て、ミニスカートをはいているのに思わず口元が綻んでしまった。独身女性の心意気を見たような気がする。私も彼女の年代の頃はそうだったよなぁ……と。

娘と手を繋いで歩いているとジャスミンのむせるような匂いが。ジャスミンの香りは存在感があり過ぎて「香り」と言うよりも「匂い」と書いた方がしっくり来る。季節は確実に春から初夏へ。今日の寒さは特別なのだと思う。

昨日、芸能人を引退して介護をしていたタレントさんが自殺したとのニュースを聞いた。私にとってはよく知らない芸能人。お母さんを道連れに死のうだなんて、よほど辛かったのだろう。自殺の原因は介護疲れと言われているけれど、1人の人間が人生に自ら幕を引くと言うのは、そんな単純な理由だけではないように思う。が、介護がその大部分を占めていたのは本当だろう。

家族の病気や介護といった問題は、誰だって「私には関係ない」とは言い切れない。それだけに、もう少しどうにかならないかと思う。長引けば長引くほど金銭的にも精神的にも疲れてくるものだ。ほんの少しの公的援助、あるいは周囲のちょっとした気遣いが大切だと思う。私は今「どうにかならないものか」と思うばかりで、具体的な活動は出来ないけれど、自分の手の届く範囲で何か出来る人間でありたいと思う。

出張中の夫は明日帰宅する予定。毎日娘と電話で長々とおしゃべり。出張の目的は研修で、自分の担当している物件にトラブルがあれば東京支社で仕事をすることもあるとの話だったけれど、トラブルもなく、大阪で仕事をしているよりも時間に余裕があるとのこと。元気そうで何より。明日の夜は元職場の同僚が遊びに来る予定。今週もラスト1日張り切っていこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
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白蓮 |MAILHP