白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2007年08月26日(日) 皇帝ペンギン

この週末はTSUTAYA半額キャンペーン…って事で夫がDVDを借りてきてくれた。気怠い日曜日の昼下がり、夫婦で『皇帝ペンギン』を観賞した。

『皇帝ペンギン』は映画が上映されている時から気になっていて、観に行った友人が絶賛していたが、なるほど納得の面白さだった。

これと言った物語はなく、皇帝ペンギンの11年を淡々と映しているだけの映画だった。退屈するかと思ったが、温泉が美しかったし、何よりも過酷な寒さの中で卵を産み、育てるペンギンの姿は、心を熱くさせるのに十分だった。

人間もペンギンも、その営みは大差ないのだなぁ……なんて事を思った。妊娠中なので、卵を温めるペンギンに自分を重ねてしまったようだ。

妊娠してから、身近な経産婦から「うちの子を生まれて時は…」的な話を聞く機会が激増した。それらの話を聞いて毎回思うのは、新しい命ってのは大切に守られてこの世に送り出されるのだなぁ……って事。(そうでないケースがあるのも事実だが大抵の場合は)

こんな事は妊娠しなくたって、分かる人には分かるろう。だけど私は今までずっと聞き流していたのだ。もっと素直な気持ちで人の話に耳を傾けていれば良かったなぁ……と、今更ながら思ったりする。

ひたむきに卵を温めるペンギン達の映像に「私も頑張らねば」と、気持ちを新たにしてみたところで、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
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