今日は産婦人科の検診日。有休を取って病院へ行ってきた。
お腹の子は順調に育っているとのこと。私自身の血液検査も問題が無くて、ひと安心。胎盤が完成して安定期に入ったらしい。「もう、好きなように生活していいですよ。旅行なんかも大丈夫ですから」と嬉しいお言葉。これで悪阻が治まれば妊娠生活も随分楽になるなぁ……とウキウキ帰宅した。
先日、転勤した元上司が事務所に顔を出してくれた。皆から「親父」のように慕われていた人で私もすっかり彼に懐いていたから、職場を辞める前にもう1度会えてとても嬉しかった。妊娠の報告をしたら彼は我が事のように喜んでくれて「そうかぁ。この中に入っとるんかぁ」と、しみじみ嬉しそうだった。そして「女らしい顔つきになったなぁ…と思ったら、そういうことやったか…なるほど」と何やら1人納得の様子。「それって、どういう意味ですか? なんだか軽く失礼なことを言われたような気が…」と突っ込んでみたが、彼はワハハと笑いながら後ろ手に手を振って去ってしまった。
後ろ手に手を振る彼の仕草に見惚れながら(私は後ろ手のバイバイに滅法弱い)、彼の言葉にも一理あるのかも知れないなぁ……と思ったりした。妊娠したから顔付きが優しくなった……かどうかは分からないけれど、トゲトゲしい顔をしていた時期があったのは事実なのだ。たぶん「手ぇ出したら噛み付くよ!」というオーラが出ていたのだろう。気持ちが荒んでいる時期を思えば、今は比較的安定している。もし、それが本当に妊娠による変化、あるいは母になろうとしているからこその変化だとすれば、ちょっと嬉しい。
話は元に戻るけれど、病院からの帰宅後は冬物衣料の洗濯に励んだ。衣類をネットに入れて洗濯機のドライコースで洗ったり、あるいは台所の流しのところでタライにぬるま湯を張って手洗いしたり。「好きなように生活していいですよ」と言われたのが嬉しくて2日に分けてしようと思っていた作業をいっきに片付けた。ちょっと頑張り過ぎたのか、出勤して帰宅するよりも草臥れるの巻。明日は少しのんびり過ごしたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。