本日は妊娠生活の覚書。身体の変調記録など。
妊娠直後は暢気なもので「世の中はものすごく悪阻の軽い人がいる…って聞くけれど私もそういうタイプなのかも」などと気楽に構えていたのだけれど、今ではすっかり私も御多分に漏れず悪阻に悩まされている。いままでも胃腸を悪くして「ご飯が食べられない」なんてことはあったけれど、これだけ長期に渡るのは初めての体験。
しかも私は偏食が全くないので「○○は、どうしても食べられない」なんてことは無かったのだけど、悪阻期間に突入してからは「どうしても食べられない物」がドドンと増えた。脂っこい食べ物も、甘い物も欲しくない。頑張って食べてみようかと思って口の前までお箸を運んでみて「無理…」なんてことは、産まれて初めての経験と言っても過言ではない。いままで自分の身近に摂食障害の人がいなかったので「食べるとの障害」について考えたことが無かったのだが「摂食障害の人って大変だなぁ…」と真剣に思った。もっとも、悪阻と病気を比べることは出来ないのだけど。「食べたくても食べられない」「自分の食を自分で調節できない」ってのは想像以上に大変だった。
悪阻と共に襲ってきたのが「眠りが浅くなる」という症状。妊娠のせいで眠りが浅くなる…っことは多々あるらしい。「悪阻&眠りが浅い」のダブルパンチで、どうしても眠れない夜は夫に背を向けて、1人で陰気に任天堂DS『おいでよ どうぶつの森』を陰気にプレイしたりしてやり過ごしている。
うんざりとしか言いようが無いのだけれど「じっと我慢する」以外に方法はないので、お腹の子に「母はそろそろ悪阻にも飽きてきたので、この辺で打ち止めにしておいてね」と語りかけてみたりしつつ時期が過ぎるのを待ちわびている。
そんなこんなで普段の7割程度しか活動出来ないでいるのだけれど、これもまた必要な経緯なのかも知れないなぁ……とは思う。いつも通りの体調だったら、ついつい調子に乗って活動してしまうだろうから。もしかしたら悪阻は妊娠を継続させるために、母体にかかる負担を抑制するためにあるのかも…と思ったりして。
きっと過ぎてしまえば「なんてことない」のだろうと思う。「お母さん」と呼ばれる女達は、みな同じ道を通っているのだもの。ぼちぼち進んでいくしかないなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。