大阪の国立国際美術館で開催している
『夢の美術館:大阪コレクションズ』が観たくてウズウズしている。
思えば最後に絵を観に行ったのは秋に観た『プラド美術館展』が最後なのだ。どうやら綺麗な物に飢えているらしい。仕事へ出掛けて、ご飯を作って掃除をして……という単調な生活は、案外楽しいものではあるけれど、たまには心に遊びと言うか余白を作りたいなぁ……と思うのだ。
美術展へ行くのは大好きだけど絵に詳しい訳でもなければ、うんちくを語れるほどの知識もない。ただ「いいなぁ」と思う程度だ。詳細な風景画や肖像画の場合は、そこに広がっている物語を想像したりすることもあるが大抵は「これ、好きだなぁ」とか「スゴイけど家には飾りたくないよなぁ」なんて事を漫然と思うだけなのだ。
美術展で絵を観るなんて、おおよそ生活の役には立ちそうにもないし、たぶんこれから先の人生で絵を観なくたって生きてはいけると分かっているのに、ふと猛烈に観たくなってしまうのだ。わざわざ美術館へ出向いて絵を観る時間は日常から切り離されるような感覚があるように思う。もしかすると一種の逃避行動なのかも知れない。
この土曜日にでも1人で出掛けてみたいような気がするのだけど、片付けたい用事も山積みだしなぁ。すぐに行くのは無理でも会期中に是非足を運びたい……ってなことで今日の日記はこれにてオシマイ。