白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2004年07月07日(水) 海から山へ。

昨夜は小学生並みに早く就寝してしまった。

就業後の時間を「食事→入浴→就寝」にしか使わないというのは、なんとも情けない話だが、不甲斐ない魔法使いから賢者にレベルアップをするためには必要なことだと諦める。この際、イイカッコしている場合ではないのだ。

そりゃそうと最近高まっている「海に行きたい熱」が、どうやら別の方向に向いているよだ。「海へ行きたい」という気持ちが無くなってしまった訳ではないのだが、体力値が落ちてくると「海」は、いささかパンチがキツ過ぎる感じ。都会よりも、ちょっぴり涼しい「山」で、ぼんやり過ごしたいような……

山とってもお洒落な別荘地は不可。かなり山奥の鄙びた村がいい。温泉があるのだけど、宿は民宿に毛が生えたような規模のものが5軒ばかりと、村営温泉が1軒。バイク乗りの人や、温泉マニアの間では有名だが、あまり一般的ではないような場所。鼻腔に緑の香がむせかえるような、そんなところ。

旅行と言うより湯治のノリ。何もせず温泉に浸かって昼寝をするのだ。持ち込んだ文庫本に目を通したり、散歩をする以外は、ボンヤリ過ごす。宿のお風呂は内風呂で小ぢんまりとしたヒノキ造。宿の女将さんから「村営温泉には露天風呂もありますよ」と話を聞いて、露天風呂へ出掛ける。

露天風呂には観光客よりも、むしろ地元の人の方が多くて、岩造りの露天風呂に浸かっていたらば、地元のおばあさんに声を掛けられる。そして世間話など。なんとなく意気投合して「大阪から来たんです」と告げると「そりゃぁ遠いとこから」と感激されて、温泉からあがった後、おばあさんが作ったと言うトマトを戴く。トマトはツンと青い味がして、とても美味しい。

などと「海に行きたい熱」が高まっていた時と同じく妄想ばかりが膨らんでいる。海もいいけど、山もいい。しかしながら、そんなことばかり考えている場合ではない。働かねば……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2003年07月07日(月) 早く寝たはずなのに。
2002年07月07日(日) 星を見上げて思うこと。

白蓮 |MAILHP