白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2004年06月29日(火) キッパリと好きなのに。

私は夏が好きだ。キッパリと言い切ることができる。たとえ暑くても、寝苦しくても。食べ物は冬場の方が美味しいし、むしろ夏は暑いってだけで食欲が減退してしまうわけだが、それでも、ひたすらに、ひたむきに夏が好きだ。

これほどキッパリと好きなのに、まだ夏本番に突入してもいないのに、すでにヨレヨレなのはどうしてだろう。ちょっと寝苦しいくらいで寝不足気味だったり、通勤が辛かったりするのは何故だろう。あまりもヘタレ過ぎて情けない。

「私は夏が好きです」と公言してはいるものの、ここ何年も夏場の娯楽はご無沙汰だし、夏場に活動的だって訳でもない。海水浴はもとより、花火だって、お祭りだって、実際に足を運ぶことなどほとんどない。振り返ってみるだに、暑さ負けしてしまった年の方が多いのだ。

恋焦がれるように好きなんだろう。夏。
無いものねだりに近いノリで好きなんだろう。夏。

大人にも夏休みがあるといいのになぁ……と思う。長い休みを取って、涼しげな場所や、あるいは健康的にお日様が降り注ぐような場所で遊ぶことが出来たなら、自分が思い描くような夏を過ごせるような気がする。もっとも、そんなことが出来るはずもないので宮本輝でも読んで気を紛らわせようかのぅ。『真夏の犬』とか『避暑地の猫』とか。私の中で宮本輝は「夏の作家」だったりする。

さて。そろそろ出勤の支度をしなくては。今日も太陽が燦々としていて暑そうではあるけれど、日傘を片手に頑張るぞ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2003年06月29日(日) 死人訪問。生者尊重。
2002年06月29日(土) 思わず…職場から更新。

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