5月から働き口が決まってホッとしていらば、トントン拍子で繋ぎの仕事が決まった。一応図面の仕事だが、短期なので技術的な仕事ではなくチェック業務。お役所の下請け仕事の応援部隊である。
10日間ぶっちぎりで休みなし。勤務は朝9時から夜9時の実質11時間労働。(←もちろん8時間を越えると残業な訳だが)
どうして、こんな仕事を引き受けてしまったんだろう……仕事が決まったので浮かれて、うっかりしてしまったとしか思えない。朝、電話があって、午後から出勤。臨時の仕事のために解放された会議室に、これまた臨時にカーペットを敷いて、床一杯に広がる図面ファイル。机に詰まれた図面の山を見た時は、回れ右をして帰ろうかと思ってしまった。
仕事量も多いが、仕事をしている人間も多く、会議室はタコ部屋のようだった。ただひたすらに11時間、黙々と図面チェック。家内制手工業、ああ野麦峠の世界。自分は紛れもなく労働者なのだと、今日ほど思い知らされたことはない。あと9日間、ノンストップで働き続けるのはキツそうだが、いまさら後戻りは出来ない訳で。
とりあえず懐は潤うので、次のお給料日を励みに頑張ろうと思う。それより何より、もう寝なくちゃ。つつがなく残り9日を過ごしたいなぁ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。