白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2004年04月05日(月) 生醤油うどん。

失業生活3週目突入。本日も面接1件。契約社員の面接ってことだったのだけれど「せっかくだし正社員で受けますか」とか言わて「ぢゃあ、お願いします」という流れになった。こんなに、ざっくばらんで良いんだろうかと少々不安になる。面接帰りに職安へ。今日は目ぼしい求人がなかったのでスルー。毎日、飽きもせず職安行ったり、面接行ったりしてるよなぁ……と我ながら驚いたりした月曜日であった。

それにしても就職活動というのは楽しみが少なくていけない。担当者と話をするといっても世間話ができる訳でなし、ほんのちょっぴり話をするためだけに1時間もかけて出向かなければいけないし。まともにやってちゃ気持ちが持たない。ささやかな楽しみを見つけていかねば。

……ってことで、今日は名店と名高い讃岐うどんの店に行ってみた。ちょうどランチタイムだったので、なかなかの行列。ここの店はシコシコ麺を生醤油で食べさせるのを売りにしていて、大阪のグルメランキングには常連になっている。有名店なのに、初チャレンジなので、ワクワクして入った。もちろん、看板メニューの「生醤油うどん」を注文。

評判になるだけあって、なかなか美味しかったが、ぶっちゃけ感動するほどの味ではなかった。「この味だったら地元のIのうどんと変わらないかも」と思ったくらいの普通の美味しさだった。美味しいと言えば美味しいが、しかし、ずば抜けていないというところが微妙な感じ。

大阪は食道楽の街だと言われるが「劇的に美味しい店が多い」のではなく「味の平均点が高い」のだと思う。どの店に行っても「そこそこの値段で、そこそこ美味しい」のだ。そりゃあ、まあ当てはまらない店もあるのだが。実際、グルメ雑誌に乗らなくたって、リーズナブル系の定番メニューにいたっては、各々「マイ地元・名店」を持っていたりするんぢゃないかと思われる。粉食好きの大阪人が好む「お好み焼き」「たこ焼き」「うどん」にいたっては、大阪府内に「そこそこ美味しい店」乱立状態だと言っても過言ではない。

などと大阪の食文化について語っている場合ではない。本当は、もっと憂鬱そうな顔をしてるべきなんだと思う。桜を追って遠出したいなぁ……などと夢見がちな瞳をしてるい場合ぢゃない。ちょっと気合を入れなおさねば……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2003年04月05日(土) それは出来んな。
2002年04月05日(金) 伝えたいという気持ち。

白蓮 |MAILHP