昨日は、日記の存在を忘れてしまうほどゲームに熱中してしまっていた。夕方からプレイをはじめて、途中、食事だのお弁当の仕込みだの入浴だので中断しつつ、午前二時まで猿夢中。ゲームへの食いつきっぷりは、飢えた野獣も同然と言っても良いだろう。
三度の飯と、読書に並ぶほどゲームが好きなのだが、今プレイ中のゲームは『アンジェリーク エトワール』という10年来のシリーズゲームで、私は発売当初からのユーザーなので思い入れの深さも格別なのだ。「親戚の子供の成長を見守るオバチャン」的心境なのだ。「あんたも、えらい大きぃなったねぇ。オバチャン、あんたが赤ちゃんの時はオムツ変えたってんでぇ」ってなノリ。ドラクエにしてもFFにしても、シリーズゲームの長期ユーザーは、多かれ少なかれ、そういう部分があるんぢゃないかと思われる。
とにかく昨夜は「明日は会社サボって1日中ゲームしてたい」と不埒なことを考えるほど、身悶えしつつゲームに没頭していた。当然ながら「ゲームに夢中なので欠勤します」てな言い訳は通用しないので渋々出勤。現在(昼休み)に至る。今日はCADの授業があるので、しばらくゲームのことは忘れなくては。
1日中、ゲームへの情熱に流されてしまいそうな予感がしたので、今朝は早めに家を出て、久々に「2駅コース」を歩いて出勤してみた。今も休日以外は毎日1万歩という目標は、どうかこうにか達成してるが、ウォーキングを意識しはじめた頃の情熱はどこにも見当たらない。些細な行動1つ取っても衝動的だなぁ……と思う。本当に些細なことであれば衝動に流されるのも良いだろうが、大事なことまで衝動で決めてしまうとなってくれば、これで良いのだろうかという疑問が生じる。良い訳はないよなぁ。
自分の道を、すっかり見据えて着実に歩いている人を見ると、無条件に尊敬してしまう。
思ってるだけぢゃ駄目だってことは分かっているんだけど……だけど、今夜も猿夢中でプレイしてしまう予感満載。私にとって本を控えるとか、ゲームを控えるってことは愛煙家の禁煙とか、ダイエッターのダイエットと同じなのだろう。明日から、明日からは、まっとうな道に戻るぞと、あてにならない決意をしつつ今日の日記はこれにてオシマイ。
覚書 井上光晴『地の群れ』中山可穂『弱法師』の感想をアップすること。