職場に新人さんがやってきた。設計担当の27歳男子と、年齢は分からないけれどそこそこ年配の女性と。年配の女性に仕入関係の事務を教えることになった。どうも私の引継ぎ……って訳ではないようだけど。設計の人にはCADを少々。私は根っから「人に教える」のが好きみたいで、すっごく楽しい。
たぶん私は「教える」って作業に向いているのだと思う。
↑私にも、ちょっとくらい、いいところがあるらしい。
書道だの、華道だの、茶道だの、ピアノだのを習っていた頃に、散々っぱら「この人は、どうしてこんな口の聞きかたしか出来ないんだろう」などなど、疑問に思っていたのが今頃になって役立っているように思う。言っちゃあなんだが、たしなみ系の御稽古事の先生(師匠)というのは、その道に優れているかも知れないが、教えるのが下手くそな人が多いように思う。比較的メジャーな御稽古事のピアノあたりだと「ピアノの先生って大っ嫌いだった」って思い出のある人は多いんぢゃないかなぁ。あと自動車教習所の講師もしかり。
新人さんのおかげで、刺激的な時間が過ごせそうで嬉しい反面、手抜きが出来ないのは辛いなぁ……って、いや、なに。サボってばかりいる訳ぢゃあないんだけどさ。
自分が辞める時のためにマニュアルは作っていたのだけれど、暇を見つけて『困った時のQ&A』のようなものも作っておこうかしらん。ああ、でもそりじゃあ甘やかし過ぎかも。
それより何より「預かっておきます」となっている退職話について、ちゃんと話を進めていかなくては。むしろ先になんとかしなければいけないような気が。CAD教室の授業内容も、どんどん濃くなってきて、やっと「3次元風味」なことが増えてきたことだし、気を抜かないようにしなくては。
フレッシュな人がいるといいよね。なんかドキドキして楽しいやね……ってことを書いてみたところで今日の日記はこれにてオシマイ。