白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2003年04月02日(水) レスリー・チャンの馬鹿ぁぁ。

今朝、寝惚け頭でネットのニュースをチェックしていたらば
「レスリー・チャン自殺」の報道が出ていて、いっきに目が醒めた。
個人的に好きだった俳優さんの自殺……という訳ではないのだが
東京で1人暮らしをしているN嬢が彼の熱狂的なファンであり
かつN嬢は、精神的に不安定……というか、弱いタイプの人なので
ササッーと血の気が引いたと言うか。なんと言うか。

N嬢も分別ある三十路女なので、後追い……なんてことは思わなかったが
それでも、かなりのダメージは予想されただけに。

朝っぱらから東京のFと、私とN嬢の共通の友人マダムSにメールを入れた。
「知ってるかもしれないけど、昨夜、レスリーが自殺しました」と。
東京のFは人間として、問題アリなタイプだが、こういう時には心強いし
優しくて聡明なマダムSなら、気のきいた対応が出来るだろうと。
「持つべきものは友」というけど、本当になぁ。

夜、N嬢に電話をして、なんだかんだと話をした。
死んでしまった人のことを、どうこう言ったとこで何もはじまらないが
凹んでいる時に話し相手はいた方がいい。

それにしても……彼は「疲れた」と書き残したと伝えられているが
なるほど「疲れた」というのは立派に死ぬ理由だよなぁ……と思う。
もちろん、本当の理由なんて他人が分かるもんぢゃないんだけど。
妙に納得してしまった。人は疲れたら死んでしまうのだなぁ。

レスリー・チャンは、私にとっても、そこそこ好きな役者さんだった。
彼の代表作の『さらば、わが愛 覇王別姫』は大好きな映画である。
同情する気持ちや、惜しむ気持ちはあるのだが
「レスリー・チャンの馬鹿ぁぁ。なんで死ぬのさ。もうちょっと後にしてよ」などと
極めて個人的、かつ感情的な感想を持ってしまった。
私にとって、知らない人の死よりも、友人が凹む方が大問題だし。


とりあえず、さっきN嬢に電話したらば、それなりだったので安心した。
あとは東京のFに任せよう……
そんなこんなで、朝っぱらから1人勝手に草臥れてしまったので
今日の日記は、これにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2002年04月02日(火) 行くなら本気で行け…ちゅ〜ねん!

白蓮 |MAILHP