年明けに予定していた弟の手術が、なにげに延期になっているのだが
ふと次の手術の予定を聞いていないことに気が付いたので
乙女な母に次の手術の予定を聞いてみたらば、4月になったとのこと。
もう、延期になった攻撃も慣れっこになっているので
そのこと自体は、それほどショックでもなかったのだが
しかし「その次の手術は、ぢゃぁ、いつなんだ?」と気になったので
ふたたび、乙女な母に聞いてみたらば……
「次の手術は4月。その次の手術を受けるなら7月になる」とのこと。
あぁ……7月と言ったら、事故から丸2年ではないか。
流石に今回は、気が遠くなってしまった。
「それって、いつ決まったことなの?」と尋ねたらば
かなり前に決まっていたらしいのだが
私には時期を見て話すつもりだったとのこと。
「白蓮はショックかなぁ……と思って」と乙女な母。
あぁ。ショックだったよ。かなりのダメージだったよ>乙女な母
4月の手術は、どうしてもしなければならないための手術なのだが
7月の手術は「より指が動くようになるなる」のを目指しての手術である。
前々回の手術で、期待していたほどの効果が出なかったので
あらたに腱の移植手術という方法を模索してみよう……という事なのだ。
もちろん、移植したからって100%効果が出るかどうかは分からない。
ただ可能性はある……というとに間違いはないのだけれども。
乙女な母と話をしていたのだが、7月の手術については
今までとは違って、ちょっと複雑な思いがよぎるのだ。
医学は常に進歩しているから可能性に賭けるのは悪くないと思う。
だが、愚弟の社会復帰のことを考えると
そんなに長い間、社会から隔絶されているのは、どうかと思うのだ。
7月に腱の移植手術を受けれぱ社会復帰は秋以降になるだろうし……
「少しでも動くようになれば……」という愚弟の気持ちも分かるだけに
「それ以上は辞めておけば?」なんてことは言えないのだけれども
2年以上も社会から隔絶された生活を送るというのは、どうなんだろう?
今のところは、治療が終わりしだい
前の会社に復帰できることになっているが
あまり長くなってくると、その辺のことも心配だったりするのだ。
長い目でもって愚弟の人生を考えると
できるだけの事をした方がいいのかも知れない。
だが、それが本当に最良の道なのかどうか……
愚弟自身が、主治医や、会社と話し合って決めるしかない事なのだが。
私自身は、正直なところ「早く終わって欲しい」という気持ちがある。
愚弟が今の状態でいる限り、身動きが取れないだけに
私個人としては、そろそろ自由にさせて欲しいと思っているのだ。
それだけに、かえって口出しするのが躊躇われるのだ。
ま。とりあえず4月の手術は絶対に受けなきゃいけないのだから
それから先のことは、それから考えれば良いのだが
なんとも言いがたい心境である。
愚弟のことはともかく、明日からまた1週間がはじまるので
気を取り直して、今日の日記はこれにてオシマイ。