白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年10月31日(木) 『サバイバー』って、どうよ?

失業生活4日目である。
↑失業生活○日目…という書き出しがマイ・ブームになりそうな予感。
失業してみて、色々と発見があったのだが
今日は、その中の1つについて。

働いている間は、ほとんどと言っていいほどTVを観なかったので
「最近の流行」とか「流行ってるTV番組」から取り残されていたのが
失業したおかけで、それまでよりもTVを観るようになった。
↑それでも「TVっ子」というには、ほど遠いのだが。
知らない間に新しい番組が放送されていて吃驚することが多い。

世間的には「いまさら」って感じかも知れないが
私が、いっとう吃驚したのは『サバイバー』という番組。
無人島でサバイバル生活をしながら、最後まで残った人が
1000万円の賞金をもらえる……ってな企画番組で
「おっ。なんか面白そうだな」とて、チャンネルを合わしてみたのだが
「なんて気ぃ悪い番組だろうと」吃驚してしまった。

無人島でのサバイバル生活ってシュチュエーションは興味深いが
多数決(投票)で仲間を追放していくという趣向はいただけない。
学校で、いじめや、会社で言うところのリストラ要員の選定のようで
TV番組ながら、本気でムカムカしてしまった。
そりゃぁ、サバイバルというのは
人間社会で生き残っていくことも重要になってくるとは思うし
誰しも、そういう「嫌な目」を経験して生きていると思うのだが
私は、そんな光景をTVでまで観たいとは思わない。

それにしても……である。

子供を持つ親御さんは、あの番組を我が子と観る時
どんな風な姿勢で観ているのかと、ちょっと気になってしまった。
「あれはTVの企画だから」と割り切れる大人なら問題はないが
TVでしていることは、素敵に格好良く思えてしまう子供達に
「多数決で決まったんだから仕方ないぢゃん」というような
自分が残るためなら、仲間を蹴落としても当たり前というような
そんな主旨の番組を私なら、我が子に見せたくないなぁ
……なんてことを思ってしまったのだ。

綺麗ごとでもって、世の中は渡っていけないってことはよく分かる。
分かるけど、それが全面に出ているってのは、なんだかなぁ。
しかもゴールデンタイムに、どうよ?
あの番組を観たおかげで、やけに道徳的なことを考えてしまった。
私は2度と、あの番組を観ることはないと思うのだが
あの番組って、けっこう流行ってるのだろうか?
あれを観ている人って、平気なんだろうか?
なにも疑問を感じないのだろうか?

ものすごく気になる今日この頃……って感じなのだが
これ以上書くと、クドくなってしまいそうなので
今日の日記は、これにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2001年10月31日(水) 自慢話・・・とか。

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