私には足掛け10年にもなろうかというペンフレンドがいる。
「文通」などという古めかしい通信手段は
お互いの気持ちと努力が続かないと続けられないものだから
10年近く文通をしているというのは、かなり自慢だったりする。
今日はs特に「自慢話」モードが入っているので
人の自慢話を聞くのが苦手なかたはご遠慮ください。
・・・・・・・で。
ちなみにペンフレンドは私の親よりも年上の女性だ。
某オペラ歌手のファンクラブ会報にて互いの存在を知り
そこからはじまった文通だった。
当初は音楽の話に集中していた文通だったが
いまでは、キッカケになってオペラ歌手の話題は、ほとんど出なくて
「よもやま話」の文通で、半年に1回くらいのペースでお会いしている。
2人で美術館に出かけたり、京都の寺院を散策したり
コンサートに行ったり
年齢は離れているが、ごくありふれた女友達と大差はない。
昨日は久しぶりにペンフレンドと会ってきた。
気候の良い時期なので、どこかに出掛けようと計画していたのだけれど
このところ私の方が多忙にてグロッキー気味だったので
お気に入りのイタリア料理店で夕食をとることになった。
ワインとシーフードを中心としたイタリア料理を堪能。
美しい髭をたくわえたお洒落なマスターが経営している店で
私と彼女がとても気に入っている場所なのだ。
その日、仕入れた魚介類を、その魚にあった方法で料理してくれる
料理の注文もマスターや店の人と相談しながら決めることができる
アットホームで楽しくて、ワインも豊富ときてるのだから
もはや文句のつけようがない一軒だ。
↑関西方面にお住まいで「ぜひ行ってみたい」という方がいらっしゃいましたらメールしてください。こっそり場所をお教えいたします。
でも1番の楽しいのは、何をおいても「お喋り」なのだ。
彼女は魅力的な女性で本当に話題が事欠かない。
今は「登山」に夢中だとか。
「中高年の流行に乗っかっているみたいねぇ」
そういいながら、楽しそうに山の魅力を語ってくれた。
私は「仕事のこと」だの「お見合いの話」だの「本の話」だの
まぁ、この日記に書いていることと、そう変わらないことを話した。
最近ちょっと行動や人間の幅が狭くなっているような気がした。
それにしても楽しい夜だった。
友人と逢うと元気をもらったような気がする。
年齢の離れた友人とは「また逢いましょう」と言って別れた。
次にお逢いするのはたぶん春。
その頃、私は何をしているのだろうか?
ふと、そんな事を思った。
で。
・・・ぢつは、ご機嫌で帰宅したらば
かなり凹む出来事があった。(すっごく私事なんですが)
そんな事で凹む私もどうかしていると思いつつ
感情のコントロールは上手くいかない。
上手くできたら日記なんて書いてない。
↑あくまでも私の場合。
嬉しいこと。哀しいこと。
色々あった1日だった。