白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年09月24日(火) 海を見に。

今日は、朝1番で坊様が、彼岸の経をあげにきた。
2年ちょっと付き合っている坊様は、いつもニコニコ嬉しそう。
お経を読むのは上手ぢゃないが、犬好きのするナイス・オヤヂ。
神妙にお経をきいて、世間話をして、今日も出掛けた。

うろうろと街を歩き、大阪港へ海を見に……

大阪の海は、決して綺麗な海ぢゃない。
暗く、澱んでいて、潮の香もあまりしない。
タンカーだの、貨物船だのが行き交っていて
「簀巻きの死体」とか「コンクリート詰の土管」とか
そういうのが似合いそうな、そんな海。

だけど、私にとっては、この海が故郷の海なのだなぁ……と思う。
綺麗な海ではないけれど、たぶん、いっとう大切な海だ。
高村光太郎の妻、智恵子が、東京には空がないと言い
故郷の空だけが、自分の空だと言った気持ちが、ちょっとだけ分かる。

海を見て、色々なことを考えたりした。
うぅぅむ。草臥れてるなぁ。どうも、いかん。

今日は、めずらしく日記書きモードになれない感じ。
まぁ、こんな日もあるってことで
今日の日記は、これにてオシマイ。


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