同僚が肩凝りで調子が悪そうだったので肩揉みサービスをした。
私自身、仕事柄、肩は凝る方なので
凝りポイントや、気持ちのいいポイントはなんとなく分かる。
ものすごく揉み上手って程ぢゃないが
まぁまぁの腕前ぢゃないかと自負しているのて゜
「では、揉んでしんぜよう」とて、揉み揉みしてあげた。
確かに彼女の肩は、よく凝っていた。
うんとこしょと、揉んでいたらば、不意に彼女が変な声を出した。
「ヤバっ……」
痛いツボとか押しちゃったのかと思って、ドキリとしたが
彼女の「ヤバイ」はそういう意味ではなかった。
「白蓮さん、ヤバイですよ。上手すぎますよ」
そんな風に喜んでもらえると、揉み甲斐があるってものだが
気持ちのイイ時に「ヤバイ」ってのはどうよ?
などと思ったりして、ちょっと笑ってしまった。
「ヤバイ」ってのは「髪の毛がヤバイ」とか「体重がヤバイ」とか
どちらかと言うと、困ったことに使うことが多いように思うのだが
そう言えば最近、テレビを観ていると
「ヤバイ」を肯定的に使うことが多いように思う。
「ヤバっ。これ、ちょっとハマりそう」とか
「ヤバっ。超タイプ〜〜」とか
丁寧に日本語訳すると「すごく良い」って感じなるのだろうか。
それにしても、気持ち良い時に思わず「ヤバっ」が出てくるってことは
彼女の中では、よほど「ヤバイ」が浸透しているのだろう。
なんてことのないシュチュエーションなのに、妙に受けてしまった。
私も、気持ちの良い時に「ヤバっ」とか呟いてみようかと思ったりして。
気持ちの良い時に「ヤバイ」って言うのは
あんがい一般的なことなのだろうか? 微妙に疑問である。
そんなことより、私も「ヤバイこと」になりに
クイックマッサージにでも行きたいなぁ。温泉とかだと、もっと良い。
でっかい湯船に使って「うわぁぁ。ヤバぁ」とか言ってみたいよ〜な。
ヤバイことになりたいなぁ〜と思いつつ
今日の日記は、これにてオシマイ。