昨日、今日は大阪の夏の一大イベント「天神祭り」だった。
帰りの電車には、浴衣姿の娘さんがいっぱいで目の保養をさせてもらった。
いっときは「ニュー浴衣」のような、サイケな浴衣が多かったが
最近は古典的な柄が見直されているのか、シンプルなものが多いようだ。
着物とか、浴衣に限っては、古典的な物の方がいいように思うのは
私が「おばぁ」なのかどうかは謎だけれども
浴衣姿で素足に下駄……ってのは涼しげな感じがして素敵である。
↑着ている本人は涼しいどころか、めちゃくちゃ暑いのだが。
浴衣というと、断然女性の方が着用率が高いのだが
男性の浴衣姿も、ちらほら見掛けた。
男性の浴衣ってのも、いなせでセクシーで良いかも……とて鑑賞。
思えば、大阪という土地は、男性で浴衣を着る人が少ないようだ。
同じ関西でも、京都に行くと、男性の浴衣着用率はグンと上昇する。
ちなみに、東京で暮らす友人の話によると
東京は、京都以上に浴衣着用率が高いらしい。
「お土地柄」ってのが影響するのかなぁ……とか思ったりする。
大阪の場合は「祭り」といっても、「くいだおれの街」だからか
本番の祭りよりも、「屋台でものを食べる」ことに
重点が置かれている気がする。
すべての祭りが、そうである…とは言わないが
大阪の祭りは、派手好きの大阪人には不似合いなくらい地味なのだ。
↑岸和田のだんじり祭りなんて例外もあるけれど。
天神祭りといっても、特別お御輿が派手という訳でもなく
ありきたりなお御輿と、ギャル御輿とが出るくらい。
船渡行なんてのもあるが、一般ピープルには馴染みが薄い。
それなりに花火も上がったりなんかはするが
ぞろぞろと祭りの周辺に集まっている人々は
祭りを楽しんでいるというよりも、人ゴミの中で、なにか食べている
……といった風情だったりする。
まぁ、それはそれで楽しいんだが。
祭り屋台のヤキソバやタコヤキってのは、決して美味しいものではない。
ちゃんとしたお店や、屋台で食べる方がよほど美味しいのに
なぜか祭りで食べる食べ物は、美味しいと感じてしまうから不思議である。
綿飴も、りんご飴も、べっこう飴も、食べ物が豊かになった今では
それほどたいした食べ物ではないのに
舌を真っ赤にしても「食べたい」と思ってしまうのは
祭りの魔力なんだろうなぁ…って思う。
ちなみに私は屋台の食べ物だと「イカ焼き」が好き♪
↑姿焼きぢゃなくて、卵と小麦粉の生地でプレスしているヤツ。
私は祭りの日も、ふだんと変わらず奈良盆地で仕事をしていた。
で、もって終電帰宅だったし、終電でエキサイティングな出来事に遭遇した。
あぁ。やっぱり生きてるって素晴らしい……って言うかイッツ・ミラクル!
今夜の終電ネタは明日に持ち越すことにしよう。眠いし……
……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。