私は「書くこと」が好きだが「読むこと」も好きだ。
本読み虫ってことは今更、書くまでもないのだけれど
本に限らず「活字」であったり「文章」であったりするならぱ
たいていの物は喜んで読む。とにかく読む。勇んで読む。
新聞でも、折り込みチラシでも、電車の中吊り広告でも。
病院のロビーに貼っているポスターなんかも楽しく読んでしまう。
ネット上にある「文章」を読むのだって、楽しくてたまらない。
日記等のテキストを読むのは当然のことながら
掲示板のやりとりなんかも夢中になって読んでしまう。
私のネット生活は、貧乏生活とともにスタートしただけに
「すげぇ。タダで文章読み放題だぁぁぁ」とて
はじめた当初は、やたらと感激したものである。
今まで楽しんできとことを金額に換算すると
PC購入費なんてのは、とっくの昔にチャラになっているはずだ。
とにかく「読む」という行為が大好きなのだけれども
本の形になっているもの以外で、特に思い入れのある読み物といえば
お土産のお菓子の箱などに同封されている「お菓子の栞」だったりする。
短い文章ながらも、地域色だの、開発者の思い入れだの
色々な意気込みがギギュッと詰まっているようで、あなどれない逸品だ。
ベタベタに駄洒落っぽいネーミングのお菓子にいたっては
名前の由来なんかが書いてあったりして、さらに面白かったりする。
会社にいると、出張や旅行のお土産にお菓子をいただく事が多いのだが
最近は「地域限定」のスナック菓子がまわってくる比率が高い。
『博多明太子プリッツ』だの『わさび味おっとっと』だの。
これは、これで美味しいと思うのだけれども
これらには「お菓子の栞」が付いてこないんである。
お菓子の栞を読みながら、お菓子を食べる醍醐味が味わえないなんて
こんなに切ないことがあろうか。いや、ない…って感じだ。
↑ちょっと反語を使ってみたりした。
そりゃぁ、外箱の後側に商品の解説は書かれているけどさ……
お土産を分配している人に「お菓子の箱をください」とは言えないのだ。
地域限定のスナック菓子にも「お菓子の栞」があると良いのになぁ。
「お菓子の栞」ファンって少ないのだろうか?
もっともスナック菓子に「お菓子の栞」は似合わないのかも知れないが。
地域限定スナック菓子は嫌いぢゃないが、ちょっと味気ない。
お菓子の栞さえ付いてすれば文句は言わないんだが……
「お菓子の栞」への思いを書いてみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。