白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

目次過去未来

【検索からお越しの方へ】
日記内検索をご利用いただくか、読書関係のお探し物はHPへお越しくださいませ。
当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年02月02日(土) 銀河を駆け抜けた旅人達に……

今日はなにやら浪漫ちっくなタイトルを付けちまいましたが
ちっとも、そんな話題ではなくて「オタク的」なネタでござりまする。
「興味ないし〜」って方もおられるかも知れませんが
そうだったとしたら、野良犬に噛まれたと思って諦めてくださいまし。
「それは・それ。これは・これ」って事でお付き合いいただけると嬉しいです。
↑このセリフ、ほとんど口癖になっておりまする。

私は自他共に認める「オタク人間」なのですが
最近は日々の生活に追われて「オタク的活動」もすっかり停滞していて
アニメも観なければ、漫画もほとんど読んでいませんし
あんなに大好きだったゲームだって、ほとんど手を付けていません。
しかしながらオタク魂はいまだ健在なので
たま〜〜にオタク魂がウズいてたまらない事があります。

今、私の心を捉えて離さないのは
フルタ製菓から発売されているフィギュアコレクションの第3弾。
『松本零士の世界』だったりします。
松本零士とは、かつてオタク達のハートを鷲掴みにした名作
『銀河鉄道999』『キャプテン・ハーロック』『宇宙戦艦ヤマト』
などの産みの親にあたる人で、私の大好きな漫画家さんです。

私がフルタ製菓のフィギュアコレクションにハマったのは初めてだはなくて
以前に発売した『永井豪の世界』を全種類揃えてしまった過去があるのですが
なにしろ、我が家は収納スペースが少ない上に
フィギュア人形は、どう好意的に考えてもみたところで
「今後の人生において、たいして役には立たないだろうもの」なので
『永井豪の世界』で打ち止めにしよう……と思っていたのです。

が。

店頭に並べられたフィギュア人形を見てしまった私はオタク魂は
もう、どうしようもないほど燃え上がってしまったのです。

長い髪をなびかせた柳腰の見目麗しい女性キャラクターや
「できることなら乗船したい」と思いを馳せた宇宙戦艦や
「男の中の男だねぇ」と惚れちまった男性キャラクターや
物語の核となるべき「重要アイテム」が
そりゃぁ、もぅ素晴らしい出来生えで再現されているではありませんか。

ちなみに、全種類揃えた『永井豪の世界』は箱に入れて
サランラップで梱包した上、大切に保管してあります。
……しかし、保管しているだけで、何かに使う訳ではありませんから
それは単なる自己満足の世界なのです。
遠い将来、そいつらを売っぱらう事もないでしょうし
ただ、そこに「ある」という存在のみが重要なのであって
そいつらは、まったく生活の役に立ちそうにもありません。

分かっちゃいるのですよ。えぇ。
収納スペースがあるならまだしも、狭い家にフィギュア人形なんてものは
無用の長物だってことくらい。
だけど……分かっちゃいるけど……
漫画の中で、そしてアニメの中で
凛とした瞳でもって、敢然と、ただひたむきに
銀河を駆け抜けた彼らの熱い想いが私を呼ぶのです。

今のところは店頭で「見てるだけ」の姿勢を守っていますが
このまま確固たる意志を貫き通せるかどうかについては
ちょっと自信がありません。
もしかすると明日にでも買ってしまうかも知れません。
万が一『松本零士の世界』を揃えちゃったりしたら
喜びの日記なんかを書いちゃうかも知れません。

どこまで我慢できるかどうかが勝負の分かれ道って感じです。
明日も我慢できることを祈りつつ、でも負けそうと思いつつ
今日の日記は、これにいオシマイ。


目次過去未来


エンピツ投票ボタン(押していただけると励みになります)↑
My追加

yurarraをフォローしましょう

【同月同日の過去日記】

白蓮 |MAILHP