ホンジツノアキツ。 >>new>>index>>about>>antenna
4つ下の友達(♀)と、DVDを見つつまったりする夜。 彼女が訥々と、将来への悩みについて話し始めました。 Collegeを卒業し、Univesityへのトランスファーを考えている彼女。 でも彼女は、親の金をさんざん使ってここまで来たことに罪悪感を感じている。 バイトで稼げるお金はたかが知れているし、 でも今就職しても短大出と4大出の給料はきっとすごく違うと思っている。 なのですが、Universityに行って勉強したいこともない。 ということで、すごく迷っているようなんですよね。 で、話を聞いていくうちに、 「すごく身勝手なんだろうけどね、苦労したくないの!」 という彼女。 やりたいことはある。でもそこまでの苦労はしたくない。 その瞬間、昔の記憶がよみがえりました。 私も、彼女と同じ年の頃、同じこと思ってた。(爆) やりたいことはいっぱいあった。 でもそこに行き着くまでの苦労をどうしてもしたくなかった。 うわー、おんなじだ。(笑) で、私はそれをどうやって克服したかと言えば、 何かの本で読んだフレーズがあったのですよね。 「自分のたどり着きたい場所に、最短距離で行くより、 寄り道をしてからたどり着いた方が、人生はずっと楽しい。」 要は、過程を楽しもうってことかな、と私は解釈したのです。 なりたいものにすぐなれるわけではないし、現実的に見て。 だったらなりたいものになれるまでも楽しんじゃえと、こう思ったわけです。 私がそんなふうに考えられるのは、多分私にやりたいことが いっぱいあるからなのかな、とも思ったり。 英語も好きだし、映画も、写真も、考古学も、古生物学(恐竜)も好きで、 勉強してイイって言われたら一生勉強してるだろうな、という勉強バカなので。 そんな私なので、その4つ下の彼女の状況(Universityに行ける)はすごく うらやましいんですが、やりたいことがなかったら大学はつらいだろうな、 とも思いますね。 しかし勉強したいことがないって言うこともネックなんですが 彼女の場合すごく気になっているのが、お金。 UniversityはCollegeの何倍も高いのですよね…。 そこんとこだけは私の拙いアドバイスでもどうにもならず、 その夜はさんざん語り合って別れました。 しかし行ける状況であるんだからUniversityには行って、 それから将来を考えてもいいと思うんですよね。 やっぱり時間が経てば考えが変わるってこともあると思うし。 お金が気になるんなら、そのあと返せばいいし。 アメリカに来てからより、来る前の方がお金がかかってるんだから もうここまで来たら自立するまでつべこべ言うな、というのが P氏のお言葉でした。
いただいたメールへのお返事は日記下部にてさせて頂きます。
admin|秋津|ウェブサイト 動作環境:1680×1050 フォントサイズ:中 Copyright(c) 2004-2008 Ivan Akitsu All rights reserved. |