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2002年11月20日(水) 挨拶終了

今日は遅番。
なんだかすごく久しぶりに仕事した気がします。(笑)

帰ったのは夜7時。
車を止めると、玄関の灯りがついていて人影が。
彼、剣道に行こうとしていたところでした。


「おかえり。」

「ただいま。あ、剣道行くの?」

「うん。久々に行こうかなと思って。」

「はいはい。いってらっさい。」

「っていうか、まてよ?みなみちゃん帰って来たんなら・・・」

「o(゚◇゚o)?」






「今、みんな居るから
 挨拶しにいく?」






「う・・・っ!( ̄△ ̄;)
 うん、行く。
 行きますともさ。」







玄関先でコート脱いで荷物置いて
そのまま階下の居間へ。

ああ、ドキドキ。( ̄▽||||

彼の後ろに隠れるようにしてお邪魔する。

「こ、こんばんは。(汗)」




バア様は、お食事中。
お父様、パジャマ姿でお酒飲んでます。
お母様、台所に引っ込んでましたが出てきて座ってくれました。

そして2人で並んで正座。



彼「えー、そういうわけでど、どういう訳?
 こないだ話した通り 
 この度、結婚する事になりましたので。
 よろしくお願いします。」



私「何もわかりませんが
 よろしくお願いします。」




バア様、「やっとするのか」と。
お父様、「おっ、そうかそうか。」と。
お母様、「うん、いいよ。」と。








報告終了。






そのあとは
お母様が「式は挙げないの?」とか
お父様が「うちは親戚多いから、なにかと大変だよ」とか
バア様が「お祝いだ」と言ってみかんくれたりとか(爆)


お父様から「こっちから挨拶に行くところはないのかな?」と
聞かれたぐらいで
細かく私のことを話すこともなく。(爆)

「とりあえず、結婚することは話してありますけど
 今は全く付き合いはありませんので。」
と答えて、それ以上深く聞かれる事はありませんでした。


お父様と彼は、親戚への報告&年賀状のことで話し合ってるし
お母様は「10万くらいで挙式できるところもあるって聞いたわよ」
とか言ってるし
バア様は「また今度ヒマな時おしゃべりしにおいで」とか言うし


もう、すっかり結婚後のことを語りだすこの家族。(笑)



あのー・・・( ̄△ ̄;)
いいんでしょうかね?こんなんで。
賛成とか反対とか、そういう意見とか
私の年を知ってるはずなのに何か違和感感じたりとか
しないんですか?ねえ?しないんですか?(汗)


私ひとりがとまどっているのですか?ねえ?(汗)
こんな簡単に決まっちゃっていいんですか?ねえ?(汗)


お父様は結婚後の彼の給料を聞いて

「おっ!やりっ♪
 ・・・って俺が喜んでも関係ないか!(〃^▽^〃)あははっ♪」


とか言って盛り上がってるし・・・・。



なんておおざっぱな明るい家族なんでしょう。(汗)



でも最後にお父様が



「まあ、これから家族になるんだし
 本当の親子だと思って
 仲良くやっていきましょう。」





と言ってくれた時心の底から嬉しかった。
身内と縁が薄い私にとって、これほど素敵な言葉はありません。

私を「息子の嫁」として認めてくれたと思っていいんですよね?




こんなに理解のある人たちが、彼の家族で良かった。
彼の息子としての信頼が厚いからなんでしょうけどね。

もし、彼が若くして親のために家を建てたりしてなければ
彼がまったくフラフラしてしっかりしていなければ
彼がいろんな面で親孝行じゃなかったならば
彼が私をこの家に連れてきて堂々と住まわせてなければ
彼が私を親戚にそれとなく会わせてくれてなければ


この結婚はもっともっと難しいものになっていたかもしれませんね。




すべては、彼のこういった根回しのおかげ、かな?
自然(でもないけど)に家族に溶け込ませてくれていたからこそ
受け入れてくれるようになったのかもしれませんね。




私より、ずっと若い彼だけど




偉大な人です。









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