友人宅で迎えた二日目の朝。
・・・と言っても目覚めた時は9時を回ってました。( ̄∇ ̄;) 彼女はとっくに起きて洗濯済ませてました。 子供達も当然もう登校&登園しちゃってました。
なんでも下の子が夜中に体がかゆいと言って ぐずってたそうなんですけど 私、全く気づかずに寝てました。( ▽|||)
「みなみ夜勤明けだし、眠れなかったんじゃないかって 心配だったんだけど、眠れたんなら良かった。」
ありがとう。よーく寝ました。(爆)
野菜入りポタージュスープとピザ風ホットサンドを 作ってくれて2人で遅い朝ご飯。これまた美味♪
こうやって朝ご飯作ってもらうなんて 子供の時以来です。 なんだか同い年なのに、彼女に母を感じる私。(爆)
彼女とは四半世紀以上の付き合いになります。 学生時代から結婚、出産、離婚まで お互いのいろんな場面を見てきました。
2人して結構波乱万丈なんですけどね。( ̄△ ̄;)
彼女はわりと細かい事でいちいち悩むタイプだったんです。 その度、私に愚痴をこぼしたり、相談してきたり。
結婚してからは、旦那とのこと 子供が生まれたら、育児のこと
旦那とうまくいかない時は愚痴を聞き 育児ノイローゼになりかかった時は 一日子供を預かったりしたこともあります。
私もその分、彼女に助けられた事はたくさんあります。 お互いのいいところも悪いところも認めているから 今でもこうやって付き合っていけるわけですけどね。
離婚直前までの彼女は、いつも疲れていて すっかりやつれて、どっと老けてしまった感じだったんです。 事情を知ってる私は、彼女と電話で話をするたびに 遠く離れてるのがはがゆく思う事が多かった。
離婚して、母子家庭になって、一人で子供を育てる事になったと聞き 大丈夫かな、とすごく心配だったんですけどね。
なんだか、スゴク生き生きしてる。
今の彼女を見て、そう思いました。 実際、食欲も戻ったし、化粧のノリが良くなったんですって。(笑)
離婚はもうかなり前から考えてはいたそうです。 でも、ずっと専業主婦していて、働く自信がないし 甘えん坊でかなり手がかかる子供を抱えて一人になる勇気もないし 子供のことを考えたら、父親が居ないのは不幸なんじゃないかとか
その上彼女は今、卵巣嚢腫と子宮筋腫を患っています。 いずれはOpeが必要だと言われていて 仕事もロクに探せない状態です。 ずっと保守的な考えが消せずにいた彼女でしたから 今回の離婚はよっぽどの事だったと思います。
今は実家の親に世話になっているし、先々の不安はあるけど 今の暮らしの方が充実している、と彼女が言います。
心配していた子供の精神面も 今は逆にこうなって良かったような気がするとも。
実際私も、子供を見て 以前会った時より、すっかり大人になったように思えます。 あれだけ母親べったりで、甘えん坊で、ワガママで せわしなくって手がかかって大変だろうなと 傍目で見てて思ってたくらいの子供達がっていうか酷い言い草?; すっかり落ち着いちゃってるんですもん。
母親が不安定だったのが伝わってたんでしょうかね?
現に、ここに引っ越してから よく食べるようになったし食が細くて苦労してたんですって よく寝るようになったし一緒に添い寝しないと寝なかったんですって ベッタリすることがすごく少なくなったらしいです。
それから、彼女の肝が据わったというんでしょうか 今までのオドオドしたような所がなくなって 堂々としている感じがします。
「母は、強し」とでも言うんでしょうか。
友人として少し安心しましたね。 前途多難だとは思いますし、これから大変だとは思いますが 頑張っていって欲しいです。
「方向は逆だけど、お互い新たなスタートだね」
と彼女と笑い合いました。 そこで2人で
おばあちゃんになったら、温泉旅行にでも行って 人生をしみじみ語り合おう
と誓いました。(笑) ホントに実現するといいな、と思います。
そのあと2人であちこち出かけて歩いて 最近できたという新しいパスタのお店に行って 子供達が帰って来てから、カラオケ行って
帰って来た子供達に 「みなみおばちゃん、朝”行ってきます”って言ったのに 起きてくれなかったぁ〜」 と突っ込まれ。(笑)めんぼくない・・・ヽ(;´Д`)ノ
下の子が女の子なんですけど なんだかすっかりなつかれてしまいまして カラオケの間中、私の髪をずーーーっといじってまして ピアスと指輪が気になるらしく 「キレイだねぇ」と何度も見せてとせがまれ・・・。 やはり、女の子ですねぇ。
そんな事してるうちにすっかり夕方になりまして お土産を買って駅に向かいました。
発車ギリギリまでホームで話をして 車内に乗り込んでドアが閉まった途端 さっきまで笑ってバイバイしていた下の子が真顔になり 列車が動き出すと同時にだんだん口がへの字になって 母親に抱きついて泣き出してしまいました。
くぅぅ・・・子供に泣かれるのってツライです。(T_T)
上の子は必死になって走って追いかけてくるし 見送られる方ってなんかせつない・・・。
姿が見えなくなってから おばちゃん、ちょっと泣けちゃったよ(爆)
帰りは平日で遅い時間だったせいか サラリーマン風のオジサマ達がポツポツいただけで かなりすいてまして、ゆったり気分でした。
タバコも吸えたし。(爆)
文庫本を半分ほど読んだ頃、22:32札幌駅到着。 そのまま普通列車で帰路に就こうと思ったら 彼が駅までお迎えに来てくれてました。感動♪
帰ってから軽くシャワーを浴びて 久しぶりに彼の腕枕で寝ました。
やっぱり、彼にくっついて寝るのって、安心するなぁ。
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