金色の夢を、ずっと見てる

2011年07月03日(日) フォークパビリオン@ニコ生

今日は、ウツと木根さんのライブイベント『フォークパビリオン2011』の生中継をニコ生で見られました。

フォークパビリオンというのは、元々は91年にやった『EXPO』ツアーでライブ中に行われたコーナーの1つ。ウツと木根さんが自分達の趣味に走りまくって(笑)いわゆるフォークソングを2曲ほど披露するコーナーだったんですよ。

それが数年後に突然イベントとして復活し、全編丸々フォークソングというある意味レアなステージに。でもこのライブはさすがに関東近郊でしかやってくれなくて、私は今まで見た事なかったの。いろんな人のいろんな曲があるので、おそらくいわゆる『大人の事情』的な理由で(苦笑)ライブDVDとかCDにもなってないしね。


今回は、震災復興のためのチャリティイベントとして2日間のみの開催で、しかもなぜか妙に小さいホール。ファンクラブの人でも落選者続出だったらしい。で、その2日目を、5月のウツの追加公演同様にニコニコ動画で生放送してくれると。そりゃ見なきゃ!


早々と夕飯作ってお風呂も沸かして、旦那に『あとはよろしく!』と任せてPCの前でスタンバイ。このためにニコ動のプレミアム会員にもなりましたよ。5月のウツのニコ生の時、一般会員のままで見てたら途中で視聴者が増えすぎて追い出されたからな。すぐ復帰できたからよかったけど。今回はそういう事がないよう、優先的に見られる有料会員に登録です。



基本はウツと木根さん、ゲストという扱いで浅倉大介さん。でもゲストと言いつつ、もはや大ちゃんナシには成り立たないイベントなんですけど(笑)そしてサポートとして、ギタリストの松尾和博さん。去年のウツのクリスマスディナーショーに参加されてた方ですねぇ。


昭和のフォークソングばかりなんだけど、30代の私でも知ってる曲ばかり。細かい曲順は覚えてないんだけど、例えば

・冬の稲妻(アリス)
・妹(南こうせつさん)
・飾りじゃないのよ涙は(井上陽水さん)
・サボテンの花(チューリップ)
・異邦人(久保田早紀さん)
・あずさ2号(狩人)
・沢田研二さん祭り(笑)←ウツがファンなのです
 危険な2人・TOKIO・勝手にしやがれ・時の過ぎゆくままに
・あの素晴らしい愛をもう1度(フォーククルセイダーズ)
・見上げてごらん 夜の星を(坂本九さん)

……ね?多分30代以上の人なら、歌えるとまでは言わなくても
「あ、知ってる!」
という曲がほとんどなのでは。

そして意外と…と言うのもなんだけど、ウツは女声ボーカルのカバーも合うんだよな〜。あと好きなだけあって、やっぱ沢田研二さんの曲はいい感じ。これはソロのライブでもカバーしてた事があるんだけど、声が合うんですよ。

もちろん、3人のしょうもないトークも最高(笑)2〜3曲歌ってはしゃべるって感じで、途中でニコ生の画面がステージのスクリーンに映し出されて3人がそのコメント見てあーだこーだ言ってるタイミングで
『ところで次の曲はまだ?』
というコメントが流れて、
「お客さんに注意されちゃった」
と3人で大笑いしながら曲にいくという出来事まで。

3人それぞれに告知もあったんですが、ACCESSの新曲が出ます〜という話よりも
「うちのジョン(犬)が、動物図鑑で犬の写真に使われたんですよ!」
という話に時間を割く大ちゃん(笑)炸裂する親バカトークに木根さんが悪乗りして
「じゃぁ今度はジョンで小説書くよ」
と言い出したり。ウツも加わって
「どんな小説?」
「ジョン…がら節」(民謡じゃねぇか)
「じゃぁ三味線弾かせるの?」
「肉球が邪魔そうだなぁ。弦を押さえるのに爪が危なくない?切ってもいい?」
「ていうか(手に)持てるの?床に置く?」
「それじゃ三味線じゃなくてお琴だよ」
(ここでスクリーンのニコ生中継画面に『お琴、教えてます』というコメントが流れたのを見て)
「あ、ほら、お琴教えてくれるんだって」
と話がどんどん脱線。


その後、スペシャルゲストとして野村義男さんが登場。

……すでにずいぶんお顔が赤いんですが…(苦笑)どうやら、ステージが始まってから出番まで、ステージ脇で1人宴会状態だったようです(爆)
「見てたらスタッフの人がどんどん(お酒を)持ってくるんだもん!」
というわけで、どう見てもただの酔っぱらい(笑)ギター弾く人がこんだけいるから、という事でよっちゃんさんはベースで参加。そだね、木根さんと松尾さんと、時々ウツも弾いてますからね。


トークで『何気に右から年の順に座ってる』という話になり、以降、よっちゃんさんが無茶振りされると唯一年下である大ちゃんに八つ当たり、というミニコントがお約束になる始末(苦笑)

ウツからの告知では、『夏からツアーをやります』という話。そこで
「タイムズ・マイルというツアーを」
と言っててちょっとびっくり。告知されてたツアータイトルは『Timesmile』。これ、てっきり『タイム・スマイル』だと思ってたんですよ。文法的には間違ってるのかもしれないけど、『笑顔の時間』とかそういうニュアンスでとらえていいのかな〜なんて思ってたんですが…タイムズ・マイル、ですか。そこで切るのか。Time SmileでもTimes Mileでもどちらでもいけるというかけ言葉的な含みもあるのかしら?

そしてさらりと
「(ツアーには)松尾君も一緒です」
とな。そうか、松尾さんはディナーショーからこのフォークパビリオンと来て、ソロツアーまでご一緒ですか。よっぽど相性が良かったんでしょうか。実はTMデビューの頃ぐらいからの長い付き合いらしいので、久々に一緒に仕事してみたらとってもやりやすかった、とかかなぁ。他のメンバーも早く教えて欲しいな〜♪


アンコールでは、東北(岩手って言ってたかな?)出身のお2人組が登場。今回のフォークパビリオンもそうなんだけど、5月のウツの追加公演も木根さんがソロでやってるイベントでも、震災復興のチャリティアイテムを販売してるんです。その収益の一部で、被災した学校や施設に楽器をプレゼントしよう、と。

音楽って生活の役に立つものではないかもしれないけど、支えにはなる。折れそうな気持ちを支えたり奮い立たせたりするのに、音楽はきっと役に立つし、必要だと思う。自分達はミュージシャンだからやっぱり音楽で復興支援をしたい、と。

その品々の目録をそのお2人に渡して、せっかくだからと2人の曲も披露してくれました。もちろん(と言うのもアレだけど)このお2人自身も被災されてます。そこで感じた人々への感謝やありがたさを、素直につづった歌でした。聞きながらなんかジーンとしてきちゃった。


最後は、再びよっちゃんさん登場してTMの曲でアンコール。よっちゃんさん、せっかくさっき歌ってる途中でちょっと顔色戻ってきて
「あ、お酒抜けてきたね」
って感じだったのに、待ってる間にまた飲んじゃったらしくてまた真っ赤(笑)予定時間を30分近く延長して、アンコール最後まできっちり見せてくれました。いやぁ楽しかった。


最初の方のトークで
「(以前は)調子に乗って府中の森芸術劇場とか、JCBホールとかでもやっちゃったよね〜。僕らフォークに関しては素人なのに」
とか言ってたんですよ。
「だからこのぐらいのキャパがちょうどいいよね」
なんて言ってたんですが、いやいやちょっと待てと。会場が小さかったおかげで、ファンクラブのチケット申し込みがどんだけ高倍率になったと思ってるのか。自分達の集客力甘く見てますよ?

地方なら今回ぐらいの小さい会場でちょうどいいかもしれないので、東京ではもうちょっと大きい会場で、そして地方では今回ぐらいの会場で全国回ってほしいぐらいなんですが(笑)


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咲良 [MAIL]

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