2009年03月03日(火) |
同情するけど同意は出来ない。 |
蒟蒻ゼリーを食べて亡くなったお子さんのご両親が、製造元であるマンナンライフを訴えた、というニュースを見たんですが……
なんか違うと思うんだよなぁ。
子供を亡くして辛いのは判るけど…いや、ちょっと嘘。やっぱりそれは経験しないと判らない辛さだと思うので、簡単に判るとか言えないわ。『判る気がする』って言うのが精一杯なんだけど、でもこの場合、責められるべきは製造元じゃないよね?
当時の記事を思い出してみると、確か 「凍らせた蒟蒻ゼリーを祖母が孫に与えて、それが喉に詰まって窒息死」 という経緯だったと思います。
そもそも、蒟蒻ゼリーは“お年寄りや子供にそのまま与えないでください”って注意書きがしてあります。今までにも、それで事故が起こったり不幸にして亡くなる人が出たりしてて、その度にニュースで取り上げられて注意喚起がなされてきてるじゃないですか。なのになんでそれを1歳児にあげちゃうかな。しかも凍ってたら余計に危険だって思わないか?
うちでも蒟蒻ゼリーを子供(もうすぐ3歳)にあげる事があります。でも必ず一回カップから出して6〜7等分ぐらいに切ってから食べさせてますよ。子供はまだ冷蔵庫の扉を自分で開ける事はできないけど、うっかり開けられちゃった時の事を考えて、冷蔵庫の中でも間違っても子供の手が届かない所に入れてますよ。
子供が口に入れたら危険なものを与えないっていうのは、周囲の大人の責任なんじゃないの?気の毒だからあんまり言っちゃいけない気もするけど、この場合は明らかに子供に与えちゃった“祖母”の責任なんじゃないの?
蒟蒻ゼリーに限らず、お餅とか飴とか危険そうな食べ物はいっぱいありますよ。それをきちんと監督して守ってやるのは親の責任でしょ?お子さんを亡くした事に関しては同情するけど、製造元の非を認めるような判決は出ちゃったらそれは違うと思う。
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