夕方、保育園にユウを迎えに行ったら、右の頬に小さな傷が出来てました。
おや、どうした?と思っていたら、保育士さんから説明が。なんでも、ユウが読み終わった絵本を棚に片付けようとしていたら、それを読みたかったらしい別の子が、ユウが棚に入れる前に横から手を出して取ったそうなんですね。そしたらユウは横取りされたと解釈したようで 「ユウちゃんの〜!」 と怒り出し、取った子はそこでユウが怒ったもんだからビックリして 「じゃぁこれを読め」 みたいな感じで別の絵本を投げつけて、それが顔に当たったらしいです(苦笑)
保育士さんは 「すみません、見てたつもりだったんですけど」 と謝ってくれるけど、それはもうしょうがないよねぇ。だって、我が子1人でも四六時中は見てられないですよ。実際、この前トラ君親子とランチした時は、私が一瞬見てなかった隙にこけて怪我してるんだし。ましてや何人も子供がいたら…誰1人怪我しないように常に見てるなんてまず無理。
こういう時、保育士さんは必ず『お友達が』って言って相手が誰なのかって事はぼかすんですが、そこはもうお互い様というか。だって絶対ユウも誰かに怪我させたりしてるはずだもん。でも、例えば 「今日こういう事があって、ユウちゃんが○○ちゃんに怪我させちゃいました」 なんて言われた事ない。そりゃー本が目に当たって失明しかけたなんて大怪我だったら教えてくれるんだろうけど、子供同士で日常茶飯事のケンカや怪我のたびに両方の親に報告してたら、親同士にわだかまりが残っちゃってどうしようもないじゃないですか。
……あ、でもこの前、話の途中でユウがばらしちゃった事があった(笑)
その時も、ユウが誰かとケンカして怪我をしてたんです。お昼ご飯の時に、同じテーブルに座ってた“お友達”の体が当たったはずみでテーブルが動いちゃって、でもその本人は自分がやったとは気付いてなくて、動いたテーブルを元に戻そうとしてたユウが動かしたんだと勘違いしちゃったらしいんです。ユウに 「やめてー!」 と怒り出し、ユウはユウでなんで怒られてるのかよく判らないながらも売られたケンカは買ったようで(笑)ぎゃーぎゃー揉めた挙句、手を噛まれて指に怪我をしたんです。
怪我って言っても、表面をちょっとやっちゃっただけでちょっぴりかさぶたになってる程度だったし 「あははーやられましたねー」 ぐらいの感じで聞いてたら……
ユウが突然 「マナちゃん!」
……へ?
「マナちゃん!」 「…マナちゃんがやったの?」 「(うん、と頷いてから)マナちゃん!」
これには保育士さんも苦笑い。あ〜ぁ言っちゃったよ…みたいな顔で 「はい、マナちゃんです…」 と教えてくれました(^^; でもそのマナちゃんと、ニコニコしながら 「ばいばーい」 と手を振り合って帰るんですから。子供同士のケンカなんて微笑ましいものですよ。
でも妹(保育士)の話だと、そういう状況で 「誰がやったんですか!?」 と血相を変える親というのもやはりいるそうです。いや〜、そりゃ病院に行かなきゃいけなかったり、跡が残るようなレベルの怪我ならともかく、そんなちっさい怪我で騒がなくてもいいじゃん…と思うんですけどねぇ。妹いわく 「姉ちゃんみたいに大雑把な保護者ばっかりだとラクなんだけどな〜」
……今のは褒めた?
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