2007年07月11日(水) |
ちょっぴり会社自慢。 |
今日から、ついに朝夕ともに30分の時短勤務で働き始めました。朝は30分遅くていいし、夕方は30分早く帰れる。
・・・・・・ありがたい(しみじみ)
朝30分余裕があると、朝から洗濯物がたためるんですよ!実は私、家事の中で洗濯物をたたむのが一番苦手(というか嫌い)なのです。とりあえず乾いてさえいれば、別にタンスに入ってなくても問題ないじゃん、とついつい取り込んだままほったらかしにしてしまうのですが、さすがにこの時期にそれはね・・・・というか、そうやって乾いた後に取り込んで2〜3日放置してた洗濯物の中からTシャツを取って着たら、心なしかかび臭いような気がして。
それはさすがにまずい!でも帰宅したら座るヒマもなく夕飯の支度に取り掛かって、途中で次郎君の帰宅に合わせてお風呂を沸かして、次郎君が帰ってきたらユウをお風呂に入れてもらってる間に夕飯の仕上げをして、先にお風呂から上がったユウにご飯を食べさせて、そうこうしてるうちに次郎君も上がってくるのでユウのご飯をバトンタッチして、食べさせてもらってる間に次郎君のおつまみやら自分の夕飯やらを準備して、食べ終わったユウが私達のお茶碗やグラスをひっくり返さないようにブロックしながら夕飯を食べて、食事が済んだら速攻で食器を洗って、次郎君がユウと遊んでくれてる間に急いでお風呂に入って、上がる頃にはもうユウが眠くてぐずりまくってるのでなんとか次郎君にごまかしてもらいながらスキンケアを済ませて、さてユウを寝かしつけようと思ったら私が来た途端ハイになって寝室を走り回るユウの相手をして、ようやく眠くなってくれたユウに寝ながら授乳してるうちに自分も一緒に寝てしまう・・・・・
この流れの中で、いつ洗濯物をたたむのだ。(っていうか、書き出してみたら我ながら凄まじいな)
というかまず、ユウが起きてそばにいる時はできないんですよ。たたんだ物を次々に散らかされるので。洗濯物をたたもうと思ったら、誰かがユウと遊んでてくれないと無理なの。
あまりにも溜まった時は、食器を洗った後に居間に持ち込んでたたんでたんですが、この時間帯の次郎君は晩酌後でほどよくお酒が回って眠くなってるので、ユウのストッパーとしてイマイチ力不足(苦笑)
でも朝から30分の余裕があると、ユウが起きる前に洗濯物をたためる!
そして夕方が30分早く帰れると、ユウをお迎えに行く前に余裕でスーパーで買い物が出来るのです。お魚コーナーで 「すいませ〜ん、これ、鱗と内臓の処理だけお願いできます?」 とか言って待てる余裕すらある。
いや、ユウを先に迎えに行ってから買い物に行けばいいのかもしれないけど、大体帰る時間帯ってユウはちょっと眠くなる頃なんです。何度か買い物に連れて行った事もあるんだけど、お店のカートにユウを乗せてうろうろしてる間に段々機嫌が悪くなってきちゃって、結局落ち着いて買い物できねぇよ!ってなっちゃって。
買い物をしても、今までだったら会社が終わって直行で迎えに行った時と変わらないぐらいの時間に迎えに行けるので、なんか気分的にゆとりができました。当然、買い物がなければ今までより30分近く早く行けるしね。
毎日1時間(朝夕30分ずつ)の時短で月に20日と計算すると2万5千〜3万近い減給になってしまうんだけど、これだけ生活にも気分的にも余裕が持てるのなら、決して無駄ではない金額です。やっぱり時短の申請して良かった。
と言うかね。
うちの会社の育児支援関係の制度って、かなり充実してると思います。
1年間の育児休暇があって、それも保育所が決まらなければ半年間延長できて、しかもその育児休暇を『極力、1年間丸々取得するように』と勧められる。職場に復帰したら、子供が3歳になるまでの期限付きではあるけど1日1〜2時間の時短勤務が申請できて、年間5日間だけだけど、子の看護休暇が有給とは別枠で取得できる。
制度とは別の部分でも、私は妊娠初期にかなり体調を崩して1週間とか10日とか休みをもらっちゃったんですが、そしたら仕事が比較的ヒマな部署に異動させてくれたんです。急に休んで仕事に支障をきたされると困るってのはもちろんあったんだろうけど、人的に余裕があって、私が急に休んでもあまり迷惑にならない仕事、そして私自身も休みやすいであろう部署に異動になったの。
正直言うと、異動になった当時は厄介払いされたというか、役立たず扱いされたようで実は凹んだんですが、落ち着いてみるとあの異動のおかげで本当にラクになった。復職してからはパートさんの異動なんかもあって、結果的にはちゃんと1人分の仕事があるし。しかも時短してもこなせるぐらいの仕事量で問題なく働けてるし。
その時短制度だって、産休に入る前に本社の労務の人が教えてくれて、復帰と同時に支社の総務からも今の上長からも 「時短の申請はちゃんとした?」 と制度を利用する事が当たり前のように言ってもらえて。
そもそも妊娠した事を会社に報告した時にも、当然のように 「育児休暇取って復帰するよね?」 って言われて、長期間休むなら辞めてくれなんて雰囲気はまったくなかった。
そして何が一番すごいって、うちの会社、社員はほとんど男性なんですよ。女子社員は、多分全社員数の5%にも満たないんじゃないだろうか。女子社員が多い職場ならともかく、その比率でこの制度の充実ぶり。自分がその立場になってみて改めて、本当にありがたい事だと実感しています。
そしてね、これだけ気を使ってもらえると、逆にこっちも 「子供がいるからって甘えてワガママ言えないな」 って気分になるんですよ。これだけしてもらってるんだから、しっかり働いて会社の役に立たなきゃ!って素直に思える。
どこの職場もこんなふうになれば、もっとたくさんの女性が子供を育てながら正規雇用で働けるし、それならもう1人ぐらい・・・って思う人もきっといると思うんだよね。
少子化対策って、働く女性のやる気を削がないって事もすごく大事なんじゃないかなぁ。
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