金色の夢を、ずっと見てる

2006年08月28日(月) プチ夫婦喧嘩。

夕方、いつもよりちょっと早く帰ってきた次郎君が言いました。
「8時ぐらいに、トオルさんちに行かなきゃいけないんだよ」

トオルさんちっていうのは、お隣さん。なんか、秋にある地元のお祭りの準備の件で、軽く打ち合わせみたいな感じで話しておこうという事らしいです。

どうせトオルさんちで飲まされるだろうから、とうちでは軽くビールだけ飲んで、8時過ぎに行ってらっしゃい。ユウと2人で『HEY!×3』見て『サプリ』見て『スマスマ』見て・・・・・



ちょっと、何時に帰ってくるのよ?

今日のスマスマはちょっと長いバージョンだったし、ビストロが終わってから同時進行で見てた裏の『アンテナ22』(24時間テレビのアンガールズ100kmマラソンの特集)もいつもより20分ぐらい長い特番だったわよ。


・・・・それが終わってもまだ帰ってこないし。


大体いつも、ユウは9〜10時ぐらいからぐずり出すんです。眠いんだけど、おっぱいをくわえてないと寝れないんですよ。だから授乳して、飲みながら寝たかな〜と思ったらそ〜っと次郎君に渡して、急いで食器を洗ってお風呂に入って、でもやっぱり私がお風呂から上がる頃には起きちゃって大概号泣してるんです(苦笑)わんわん泣くユウを、抱っこして部屋を歩き回ったりしてなんとか次郎君がごまかしてなだめながら、私が寝室に来るのを待ってるのがいつものパターン。


しかしこれ、次郎君がいないとどうしようもないんですよねぇ。まず私がお風呂に入れない。機嫌が良いとか寝てるとかならともかく、泣いてる子供(生後3ヶ月)を1人にしてお風呂に行く事はさすがにできません。当然、食器類の後片付けもできない。


10時半を過ぎた辺りから段々腹が立ってきました。

そりゃー付き合いの長いご近所さんなんだから、用件が済んだからってそそくさと帰ってくるわけにはいかないのかもしれないよ。でも、家にまだ3ヶ月の子供と奥さんが2人でいるのよ?ちょっとは気にならないの?夜はいつもぐずって大変だってわかってるでしょ?何考えてるのよ・・・っつーか、何も考えてないでしょ?大体、トオルさんももうちょっと気ぃ使ってよ。子供がもう大きくなってるのならともかく、まだ生後3ヶ月の赤ちゃんがいる男をこんな時間まで引き止めるってちょっと非常識じゃない?・・・・・と終いにはトオルさんにまで八つ当たり(心の中で)


結局『アンテナ22』まで見終わった時点で、あまりに泣くユウに私がギブ。もう今日はお風呂は諦めよう。とっとと寝よう。でも黙って寝るのもなんかムカつくので、とりあえず次郎君に電話。

『もしもーし』
「まだ終わらないの?」
『あ、ごめん、ま』
「っつーか、まさかとは思うけど、ただの飲み会になってないよね?」
『いやごめん、もう』
「次郎君が帰ってきてくれないと、私お風呂にも入れないんですけど!?」
『あー、うん今か』
「ってかもういい。先に寝るから」
『いやごめん、今からかえ』
「おやすみ!」
ぶち。

次郎君の言葉をすべて途中でさえぎって、言いたい事だけ言って切ってやりました。我ながら可愛げがないなぁ。

いや、わかっちゃいるんですよ。こういう時は、やたら怒るよりも
「終わったなら早く帰ってきて〜。じゃないとお風呂にも入れないよぅ」
って困ったようにかわいく訴える方が効果的なんだろうな、という事は。


しかしそんなかわいさを演出する気にもなれないほどムカついてたのですよ。


さすがにヤバイと思ったのか、それから5分もしないうちに帰ってきました。もうユウにおっぱいをくわえさせてベッドに横になってたんだけど、
「ただいま」
という次郎君の言葉を無視。
「・・・・ごめんね?」
と言われてもまだ無視。ユウと私をまるごと抱きしめて
「ごめんなさい」
と言ってくれたのを、
「酒臭い」
の一言で突き放しました(笑)

ちょっと小さくなりながら、それでも
「風呂入ってくる?その間ユウ見てるよ」
と言ってくれたので、さすがにこの辺が潮時かなと思い、
「いいよ、今日はもう。後でユウが寝てから化粧だけ落としてくる」
と返事をしてあげると、あからさまにホッとした様子(苦笑)


飲みに行くのは別にいいさ。事前にわかってれば私だって実家に行くとかするし。でも、うちらを家に残したまま遅くなるのは、できればやめて欲しいなぁ。もういつものパターンができちゃってるんだから、私1人じゃどうしようもないんだよ?


「・・・・なんかムカつくから、明日の朝もう1回謝って」
って事でとりあえず一段落。

頼むよ、お父さん。


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咲良 [MAIL]

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