金色の夢を、ずっと見てる

2006年02月07日(火) さすがに県外に行くのはちょっときつかったかな。

今日は、組合の女性のみの集まりで福岡へ行ってきました。年に1回、テーマを決めて勉強会みたいな感じのセミナーをやるんですよ。今回は、昨年・一昨年に引き続いて『介護』をテーマにしたもの。

私的には、これでも一応福祉関係の大学を卒業してますから、介護保険の仕組みとか介助の実技指導とかはある程度わかるものばっかりだったんですが、5月から産休に入ることを考えると
「これを逃したら、しばらくは他支社の女子社員に会う機会ないなぁ・・・」
と思ったので行く事にしました。妊娠6ヶ月のお腹で、JR1時間半の旅。

あ、もちろん、移乗(ベッドから車椅子へ、とかの移動の事)介助の実習なんかは見学させてもらいましたけどね。でも見ててなんか懐かしかった(笑)あ〜こーゆーの大学でやったな〜って。

妊娠してから他支社の女子職員に会うのは初めてだったので、散々話題にされました。昨日だけで
「予定日は6月です」
「今、6ヶ月です」
「産休は5月からの予定です」
って何回言っただろう、私(^^; でもみんなに“おめでとう”と言われる度に、
「あーやっぱりおめでたい事なんだなぁ」
と実感。多少疲れはしましたが、楽しかったですよ。


女性委員会の委員長と話してて、私の異動の話になりました。私が、
「営業所の方が心身ともにラクなのは事実だし、今のうちに入れ替わっておいた方が会社にも迷惑かけないって判ってはいるんですけど、なんか厄介払いされたというか、役立たずって言われたみたいでちょっとショックだったんですよね」
と言ったら
「うん、それはわからなくもないけど、今はとにかく“ラクになってラッキー”って思って割り切るしかないよね。無理させて咲良さんやお腹の赤ちゃんに何かあっても誰も責任取れないし、それで赤ちゃんがダメになっちゃったりしても誰も褒めてはくれないよ。与えられた場所での仕事をきちんとがんばるしかない。とりあえず、産後に戻る場所を確保してあるだけでもありがたいと思うしかないね」
と励まされました。

うん、それは頭ではわかってるんです。でも感情が付いていかないと言うか・・・・・私の場合は特に、妊娠・出産にからんでの事だからそう感じるのかもしれません。出産するっていうのは、仕事を続ける上では不利なんだなぁ・・・と本気で思うのです。

正直、そこまで仕事が好きだと思ってたわけでもないし、自分の仕事に拘りやプライドもそれほどないつもりだったのですが、いざこうなってみるとそうでもなかったのかなぁ、と。いらないと言われたらショックを受けるぐらいにはプライド持ってやってたんかなぁ、と思います。(いや別に“いらない”とか言われたわけではないんですけどね)


もともと、営業所にはパートさんがいるんですよ。今まではパートさん1人で事足りてたの。それを2人でやれと言われてもなぁ・・って感じで、所長も最初は私に何をさせたらいいのかちょっと困ってたみたいなんですよね。しかも産休に入るまでの一時的な在籍だから余計に。

結局、『まぁ誰でもできる仕事なんだけど、積もり積もって結構な量になっちゃってた書類の整理をこの機会にお願いしよう』って事になったようで、
「引継ぎが一段落したら言ってね」
と言われています。しかしその肝心の引継ぎが2〜3日とかで終わらせられるものではないので、結局合間を見て同時進行でやる事になりそうです。



そんなわけでぴろみさん、お気持ちすごく判るような気がします。まぁ私の場合は、
「出産後に赤ちゃん抱えて新しい仕事を探すのは絶対大変だから、多少の事は我慢してでも会社は辞めるわけにはいかない」
ってのはありますが(^^;


まぁそんな話もしつつ、無事セミナーの日程を終えて夕方には解散。予定よりちょっと早く終わったので、本社ののんちゃんとお茶する事に。駅近くのホテルのティールームでケーキセットを食べながらしゃべり倒し、勢いづいてそのままカラオケまで行っちゃいました(笑)最初は夕飯食べるつもりだったんですが、ケーキでなんとなくお腹が落ち着いちゃったんですよね。だったらカラオケで歌いながら軽くつまむ程度でいいねぇ、という事になったんで。

2時間歌って、9時40分のJRで帰熊。ちょっと出発が遅れたので熊本に着いたのが11時15分ぐらいだったかな。帰りのJRで寝ちゃって、車掌さんが外から窓を叩く音で起きました。熊本終点の便で良かった・・・・・『つばめ』だったら鹿児島まで連れて行かれちゃうとこだったわ(苦笑)


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咲良 [MAIL]

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