金色の夢を、ずっと見てる

2006年01月24日(火) 結局『アンフェア』を見損ねた。

昨夜なんですが、次郎君の知り合いの方が亡くなられまして。今日はお通夜に行かなきゃかな〜なんて朝から言ってたんですね。一応友達と連絡とって、行くか行かないか相談してみる、と。

そしたら昼間高校時代の友人みっちーからメールがきて、
『ゆっきー(同じく高校時代の友達)のお父さんが亡くなったそうです。詳しい事が判ったらまたお知らせします』
・・・・・・・・・・まさか同一人物じゃないよね?(--;

結局私はそのゆっきーのお父さんのお通夜に行く事にしたので、仕事が終わってから次郎君に電話。念の為聞いてみたらさすがに別人でしたが(苦笑)2人ともそれぞれ別件で出かけるわけだから「じゃぁ夕飯は各自適当に」って事になりました。
「そっかー。じゃぁ俺は多分洋二と一緒に行くから、帰りに居酒屋でも行ってこようかな」
「・・・・・・いや、別に飲んでこなくてもいいんだよ?」
「ん?じゃぁそういう事で」
・・・・ま、いいんですけどね。


帰りに実家に寄って置きっぱなしにしてた数珠を取ってきて、帰宅して急いで準備。一応礼服はあるんだけど、お通夜って確か正式な喪服じゃない方がいいんだよね。喪服でもダメじゃないんだけど、急なはずのお通夜で喪服を着てると予め準備して(その人が亡くなるのを)待ってたような印象を与えるので、黒っぽい私服がマナーとしては一番いい・・・というような話を聞いた覚えが。


ただ、なんせ妊娠5ヶ月。


黒無地のスカートをはこうとしたらウエストが・・・!仕方ないので上は黒のタートルネックで、下は黒と茶色の千鳥格子っぽい柄のウエスト総ゴムのスカート。黒タイツで靴も黒なら許されるだろう。

ちょっと時間にはおくれたものの、無事会場に付いて部活仲間であるみっちー、メイちゃんと合流。吾郎はちょっと早めに着いたようで中に座ってました。とりあえず焼香を済ませ、ロビーの辺りでこそこそ立ち話しながら読経&その後のお説教(説法、というべきなのかしら)が終わるのを待つ。遅れてた容子も途中で到着して、お説教の後でお焼香を済ませました。


弔問客のお焼香が皆済んで、出てきたゆっきーと少し話す。詳しくは聞けなかったけど、病気だったそうです。でもまだ60前後だったんじゃないかなぁ。早いよね、と皆でなんとなくしんみり。だってまだまだ『友達の親が亡くなる』という事態はそれほど多くない年齢ですよ。


吾郎はまっすぐ帰ると言い、容子は送ってくれた旦那さんがそのまま近所で待ってるというのでそこで解散。残ったのは結婚4年目のみっちー、結婚9ヶ月目の私、そして11月に入籍したばっかりで3月の披露宴に向けてまさに準備中の新妻メイちゃん、の3人。
「・・・・・・お腹空いたねぇ」
と言い出したのは誰だったか、せっかくだから一緒に食べて帰ろうか、という事になりました。

それぞれおうちは大丈夫?という話になった時、
みっちー「お通夜に行ってくるから適当に食べとけって書いて置いてきた」
私「偶然だけど相方も知り合いのお通夜ででかけたから、各自適当にって事になった」
メイちゃん「・・・・・・・あ、何も言って来てない」
そりゃまずいだろう!(笑)

メイちゃんが電話したら、旦那さんは
「じゃぁ適当に炒飯でも作って食べるよ」
と言ってたようです。いいなぁ、メイちゃんの旦那さん料理できるんだ〜・・・なんて事をみっちーと2人で言ってたら

「今はほとんど旦那の方がメインでやってる。そういえば、私先週1回も料理作ってないわ」


・・・・・・・マジ!?



とりあえず近くのファミレスに移動して、ご飯食べながらいろいろ話したところ。

メイちゃんは11月に入籍して、もう一緒に住んでるんですよ。で、招待状とかの準備でメイちゃんがピリピリしてて、旦那が手伝ってくれなくてケンカになった時に
「手伝ってくれないならせめて何か他にできる事をやってよ!!」
とキレたところ
「・・・ご飯なら作れるよ?」
と申し訳なさそうに言い出したそうなんです(笑)

1人暮らししてた期間が結構長かったおかげで、旦那さんも家事はある程度できるそうなんですよ。ただ、洗濯を頼んだらニットも一緒に普通に洗濯されちゃって、しかも乾燥機までかけられちゃって
「私がいつもニットはちゃんとネットに入れて洗って陰干ししてるの見てるでしょー!?」
と新たなケンカの火種になっちゃった事もあるらしいんだけど(苦笑)

最近では、夕飯だけじゃなくてお弁当まで作ってくれるそうなんですが、メイちゃんが結婚祝いに親に買ってもらったすっごくいい包丁(メイちゃんの実家で使ってるのと同じ物で、ちゃんと職人さんが手打ちで作ってくれて、実家では柄だけ取り替えながら何年も使ってるというすんごい丈夫でいい包丁)を、冷凍された1kgの塊肉を切ろうとして刃をぼろぼろにした事もあるらしく(爆)
「好意なのはわかるんだけど、なんかよく裏目に出る人なんだよねぇ」
と苦笑するメイちゃん。
「でも最近、卵焼きとかすっごいきれいに作れるようになって、お弁当も最初は適当だったのに最近は詰め方とかもキレイでさぁ。嬉しいんだけど、お姑さんには絶対知られちゃいけないと思うと怖くてね〜」
そ、そうだねぇ・・・(汗)


それから、うちらは準備の時にここで揉めたよ〜とか、こういう所には拘ったな〜とか、ドレスの試着は本当に楽しかったよねぇとか、嫁姑だの旦那の兄弟(含・その嫁)との付き合いの話だとか、お通夜の帰りだって事を事を考えるとちょっと不謹慎だったかも・・・ぐらいのテンションで話が盛り上がりました(苦笑)



すると突然次郎君から電話。
「もしもーし」
と出ながら何気なく腕時計を見たのと
「お前、何時に帰ってくるの?」
という次郎君の言葉が同時でした。

耳は次郎君の質問を捕らえてるんだけど、目は腕時計に釘付け。



・・・・・・・・・・・・え、12時回ってる?


「・・・・・・・・・・・いつのまにこんな時間になったの?」
と呟く私につられるようにみっちーとメイちゃんも時計を見てビックリ。
「嘘でしょ!?」
と言いながら慌てて帰り支度(笑)

ちなみに次郎君はその時間に家に帰ったんだそうです。12時過ぎると明日がきついからな〜咲良も怒るだろうし〜・・・とか思いながら帰ってきたら私がまだだったから驚いたらしい(^^;

しかしいくら会ったのが久しぶりだったとは言っても(多分、5月の私の結婚式以来だ)、3人とも1度も時計を見ずに話し続けて気が付いたら3時間ってのはどうなんだ(笑)

「でもなんか楽しかった〜。昔はこんなんしょっちゅうだったよねぇ」
「そうそう、普通に7時ぐらいに夕飯食べて、それから朝方までとかしゃべってたりしたよねぇ」
「あ〜やったやった。またやろうね〜♪」
と言いながらそこでようやく解散。家に着いたら12時半過ぎてました。


とりあえず、早くメイちゃんの招待状に出席の返事を出さないといけませんね(苦笑)


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咲良 [MAIL]

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