金色の夢を、ずっと見てる

2004年08月01日(日) 次郎くんがうちに挨拶に来ました。

朝からでろ〜っと起きたら、今日も階下が何やら騒がしい。この気配は・・・・・・・・


掃除をしてる。しかも聞こえる声から察するに両親揃って。





・・・・・・次郎くんが来るからですか。

しかしいくら娘の彼氏が結婚のご挨拶に来るからって、見られるはずのない階段とかまで拭き掃除しなくていいんですよ、お父さん。 ←っつーかお父さん?


午前中に地元の用事を済ませた次郎くんが我が家に来たのは1時半頃。お、ちゃんとスーツ着てますね。

玄関でお母さんに手土産を渡して和室へ。(ちなみに手土産はお母さんにこっそり聞いて『これが一番無駄がないしお父さんが喜ぶ』と判断した缶ビール1箱) 最初はとりあえず自己紹介して軽く世間話などして・・・・・・


しばらく話して一瞬話が途切れた所で次郎くんが切り出しました。
「咲良さんからお聞きだとは思いますが・・・・今日は、正式にご挨拶に来ました」





うわーうわーうわー




もうこの辺は緊張のあまり、次郎くんが何を言ってたのかよく覚えてません。でも、私がイヤだと言った『お嬢さんを下さい』という言葉は避けてくれたのは覚えてる。(なんか”物じゃないんだから”って気がしない?)


その話になった時に、ちゃんと座布団から降りて正座し直した次郎くんを見てちょっとホッとした記憶があります。

別にうちの両親も反対してたわけじゃないし、何の問題もなく話は済んだんだけど。

その後会場候補のホテルを見に行く予定だったので、話が一段落したとこで
「じゃぁ私ちょっと(部屋から)バッグ取ってくるね」
と部屋に戻った途端、ドッと汗が・・・・(**;

それから更にしばらくいろんな話をして、2時過ぎにうちを出ました。

車の中で2人になった途端、2人揃って深々とため息。
「・・・・・・・お疲れさまでしたm(_ _)m」
「いえいえ」


とりあえずこれで1つの関所は越えたって感じです。次は私が次郎くんのおうちにご挨拶に行かなきゃいけないんだけど・・・・・・いつになるんだろう?

会場見学の予約は3時半。2時半ぐらいには街に着いてしまって、しばらく本屋などうろついた後モスで一息ついて会場候補のホテルへ。言われたとおり2回のインフォメーションへ行ったら、ちゃんと話が通ってたらしくすぐブライダルサロンに通されました。しばらくしてやって来たU尾さん(仮名)。Y川さんに紹介されてた人です。

ちょうど披露宴の境目の時間帯で、ロビーの一角でさっき披露宴が終わった人達が写真を取ったりおしゃべりしたり、別の一角では次の披露宴の受付があってたりしてかなりにぎやか。
『時間的に余裕がないから、最悪の場合式場をお見せできないかもしれないんですが・・・・』
と言われて心配してたんですが、ちゃんと見れました。準備中だったんでちょっと慌ただしい雰囲気ではありましたが、やっぱりちゃんとテーブルとかがセッティングされて披露宴用になってる会場を実際に見るとほほぅ・・・って感じ。


会場を見せてもらって、ちょっとした説明などを聞いて、料理やなんやのパンフレットをもらってホテルを出たのは4時頃でした。Y川さんに
「下見が終ったら連絡してね」
と言われてたので電話したら
「あ、来てたでしょ〜。目撃情報が入ったよ」
・・・へ?何?

どうやらY川さん、同じフロアにいたらしいんですね(笑)婚礼が入ってるから同じホテルの中にいるよ・・・とは聞いてたんですが、おなじフロアにいるとは思ってなかった(^^; 事務所スタッフのA野さんが
「さっきあっちに咲良さんいましたよ〜」
と言ってたんだそうです。声かけてくれればいいのに・・・。


仮予約だけでもしとく?と話したものの、結局
「またお電話します」
と言って出てきました。私はそのまま仮予約入れてもいいかなと思ったんだけど、次郎くんがちょっとひっかかる所があったみたい。

まぁそれも会場に不満があったわけではなくて、こっちの問題。ぶっちゃけた話、いい年して情けない事にあまり貯金がない私達、次郎くん側のとある入金をあてにして結婚の準備を始めてるんですね。それがもうちょっとハッキリしてからにしたい・・・という事で。

でもあんまりのんびりしてて希望の日時に取れなくなっても困るので、1週間以内に返事をするっつー事で。


さて今からどうしようか・・・と話しながらぶらぶら歩いてたら、次郎くんが知り合いを見付けたようで誰かに向かって手を振っている。誰?と思って見たら、どう見てもハタチそこそこのギャルっぽいメイクの女の子。

・・・・おいおい、こんな若い女の子の知り合いまでいるのか?っつーかどこの店のおねえちゃんだよ(‐‐#

と思いつつ2〜3歩近づいたとこで気がついた。

あ、前ビデオ屋で一緒にバイトしてたSちゃんだ☆

ちょっと前に辞めたってのは聞いてたんだよね。でも金髪だった髪が黒くなってて、しかも短くなってて、さらに・・・・・えーとその・・・・・輪郭も少々変わってたので気付きませんでした、ごめんなさい。

今は夜のバイトをしてるというSちゃん。びっくりしてましたね〜、次郎くんがスーツなんか着てたから。
「どうしたんですか、スーツなんて着て!?・・・なんかチンピラみたくなってますよ?」
あぁぁぁSちゃん、私も思ったけど言わなかったのに(笑)

「うっせーな、たまにはそういう用事もあるんだよ。お前こそどうしたんだよ、なんか顔が丸くなってるぞ?」
わ〜〜〜〜次郎くん!私もそれは思ったけど言わなかったのに!(爆)

あとで次郎くんが言ってた事によると、最初にSちゃんは私に気付いたらしい。で、『ん?』って感じで私を見てるSちゃんに次郎くんが気付いて、次郎くんと目が合ったとこでSちゃんも『あ、間違いない』って手を振って、それに次郎くんが手を振り返して・・・そこでようやく私がSちゃんの存在に気付いた、と。

友達と待ち合わせしてそのまま出勤するというSちゃんとはそこで別れて、結局こないだ話してた通り映画に行く事にしました。ちなみに『キング・アーサー』。あ、以下ちょっとネタばれしますので、反転します。気にならない方はお読み下さい。


いや〜、結局どっちが主人公だったんだ?と2人で悩みました(笑)最初に1人の男の子が徴兵されていくシーンから始まったから、てっきりこの子が主役で後々アーサー王になるんだろうな〜・・・と思って見てたら違うんだもん(^^; ストーリー的にも、2人とも平等に目立ちながら話が進んでいく。タイトル通りアーサー王が主役なんだとしたら、主役の影がイマイチ薄かったといえるかも(苦笑)

他の人の日記で
『アーサー王が宇梶剛士さんに見えてしょうがなかった』
という感想を読んでたんだけど、そう思って見たら本当にそう見えたんでちょっと笑えました。 ←いや、笑う所じゃないとわかってはいるんですが。

それにしても、私が海外の俳優さんにあまり詳しくないのは事実なんだけど・・・それを差し引いても、有名な俳優さんがいない映画だったような気がします。ヒロイン役の女性はなんか見た事あるような気がするんだけど、他の人は本当にわからなかった。あ、でもそのヒロイン役の女優さんは本当にキレイだった。

しかしあごひげを三つ編みにするっつーセンスはわからない(‐‐; その時代の流行りってやつですかね。

トータル的には好きだったかな。最後の方で主役その2だった騎士が死んじゃった時には
「えぇぇっ!?」
って感じでビックリしたけど(笑)


始まる前の予告で見たホラーサスペンスっぽい映画がおもしろそうでした。冬に公開らしいからこれ見に来たいねぇと2人で意見が一致。後は次郎くんの休み次第ってとこですね。


そのまま街でご飯も食べて帰る事に。こういう時でもないとわざわざご飯食べるためだけに街まで出て来ないもん。普通に平日の夜会うんだったら、やっぱ駐車場代がかからないお店を選んじゃうからね。

車を置いてる所の近くで良さげな居酒屋に適当に入ってみた。ん〜・・・・はずれではないけど特に当たりって程でもないって感じだったかな(^^; あ、でも冷しゃぶサラダはおいしかった。

食べながら、いろんな話をしました。どうやら結婚後は次郎くんの実家の近くに住む事になりそうなんだけど、次郎くんちの辺りは(うちもそう街中じゃないけどそれに比べても)結構イナカ。正直なとこ、イナカ独特の近所付き合いとか、まったく自信がないんですよ。

そういう事を、正直に言いました。そりゃ私の実家からもそうはなれるわけじゃないけど、やっぱり今まで育ってきたのと全然違う場所に行くわけだから、不安はある。そういう事をちゃんと知っておいてほしい、と。次郎くんにとっては今まで当たり前のようにしてきた事でも、私にとっては多分まったく未知の事があるはずだから、その時はちゃんと味方になって欲しい。知らない人だらけの場所で暮らすのに、旦那さんが味方になってくれなかったらやっていけっこないんだから。

結婚式の事とかはもう結構いろいろ話してるんだけど、そういうメンタル面での今後の事を話したのは初めてだったんじゃなかろうか。

気に障った時はちゃんと言って欲しい。言ってくれなきゃ自分の何が相手を怒らせたのかわからないし、これからは気を付けようって思う事もできない。

どうやら私も次郎くんも、本当に怒った時は相手を突き放して黙り込むタイプみたいなので、お互いがそうだとどうしようもないでしょ?一緒に生きる相手の事をちゃんとわかりたいから、ちゃんといろんな事を言葉にして話そうね。

そんな話をしました。そういう話ができて良かった。



帰りはやっぱりホテルへ。こないだ
「下見の後どうする?」
って話をして映画にでも行こうかという話になった時に、私が
「あ〜たまにはそういうデートいいよね〜
と言ったら
「だよな。たまにはセックス抜きのデートがあってもいいよな」
とか抜かしたんですよ、奥さん。

私は純粋に
「たまには昼間会って、映画に行ったりとかのフツーのデートいいよね」
というつもりで言ったんですが。

まぁとにかくそんな事を言ってたので、じゃぁ今日はHナシで帰るのかな〜と思って私からは絶対エッチの『え』の字もホテルの『ほ』の字も出さずにいたんですが。

・・・・・・結局するんじゃん(苦笑)いいけどね。っつーかむしろ歓迎するけどね(笑)

いつものホテルは空いてなかったので違う所に行って、Hしてテレビ見てHして。ちょっと久しぶりに2回したらなんか疲れたとか言ってたのが微妙に情けなかったり(笑)


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咲良 [MAIL]

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