金色の夢を、ずっと見てる

2004年07月26日(月) 大○町満喫プラン。ただしインドアな人限定。

今日で疑似団地妻ライフも最後。

・・・・・にもかかわらず、いつも通り昼直前まで寝てダラダラしている私達(苦笑)っつーか、起きたらこの3日間で一番遅い時間でしたよ。どういう事だ?昨日が特別遅く寝たわけでもなかったんだけどなぁ。

起きて、Rが焼いてくれたパン(・・・・あ、この表現は誤解を招くな。Rがパンを作ったのではなくて、本当に文字通り、あったパンを焼いてくれただけです)をもそもそと食べていたら突然旦那さんが帰宅。

あ、そうか、今日は月曜だっけ。旦那さんは仕事に行ってて、お昼ご飯を食べに帰ってきたのね・・・・・っつーかうちら思いっきり寝起きだよ!パジャマだしすっぴんだしコンタクトもつけてないよ!!しかも、少なくとも見える範囲には昼食らしき物は見えませんが?

結局、どうやらRが昨夜の残りのキノコとトマトの煮込みをタッパに入れて持たせたようだ。・・・・・おかずだけ?

笑えたのは、帰ってきた旦那さんの手にジャンプが握られていた事。毎週月曜は昼休みに買ってきてくれるらしい(笑)こういう人だからRも結婚しようと思ったんだろうな〜。

さらにしばらくぼ〜っとしてたら、Rが何やら料理を作っている。何作るの?
「中華風の・・・麻婆ナスだな」
・・・・・・・・麻婆ナスそのものが中華料理なんだから、『中華風』っておかしくないか?いやその前に。
「・・・・・・私、ナス食べれない」
「え!?」

はい、ごめんなさい。確かに好き嫌い多い方なんだけど、それでも『調理法によっては食べれる』(厚みのあるキュウリは苦手なんだけど、薄くスライスしてサラダに入ってれば平気)とか『食べなくてもその料理には差し支えない』(お漬け物が苦手)とか、そういう・・・まぁ許される範囲の好き嫌いがほとんどである中、どう調理されても食べれないっていう数少ない食材の1つがナスなんです。厳密に言えば、存在がわからないぐらい細かく刻んであってそれが何かに混ざってしまってるのなら大丈夫なんだけど、逆にそこまでなってたら最早『ナスを食べてる』とは言わないと思うのよね。


ナスを避ければ大丈夫っつーわけで解決。しかし出来上がった物は・・・・・・これ、どう見ても麻婆ナスじゃないだろう。ただの中華風の炒めものじゃないか?
「いや、そう言えば挽き肉がなかったんだよ」
・・・・・・・・あ、昨日の昼食で私達が使ったわ。

ってわけで、ナス・ニンジン・エノキ・ピーマンの中華風炒めとチャーハン。本当にナスを避けて食べてたら
「それにしても器用によけるねぇ」
と感心されてしまった。そうか?


ご飯を食べてまたまったり。今日の夕方ぐらいに出発しようか、とTと話してたんだよね。まだ時間があるので、とりあえずRの本棚を物色して『原獣文書』と『鋼の錬金術師』のそれぞれ1巻を持ってきた。まずは1巻を読んでみて、おもしろかったら続きも読もう・・・と思ってたのだが。


『鋼の錬金術師』が予想以上におもしろくてハマる。Rが
「おもしろいって!」
と薦めてた事はあったんだけど、なんつーか・・・・あのジャンプ系列とはまた違ういかにも”少年マンガ!”な絵がイマイチ好みじゃなくて今まで読まず嫌いだったのよ。でもレンタルコミックだとお金かかるから(読んでみてはずれたらと思うとイヤで)今まで手を着けなかったけど、ここで読めばタダだし・・・ってわけで読んでみたらまた当たりだった。

Rの薦める少年マンガではずれた事ってあんまりないんだよね。ボーイズラブ系は当たり外れがあるけど(笑)『め組の大五』とか『BLEACH』とか『NARUTO』とか、最初はあんまり興味なかったけど読んだらおもしろかった。

問題は、「続きも貸してね」ってわけにはいかないとこだよな。新刊が出たら自分でお金払ってレンタルしなきゃいけないじゃないか。友達が持ってるのを借りればタダで読めるのに〜・・・って思いながらレンタルするとなんか悔しいんだよ(苦笑)

『原獣文書』はとりあえず置いといて、『鋼の錬金術師』をあるだけ全巻読破。そしてふと気付いたら・・・・RとTは2人とも寝てるよ(‐‐;


なんつーか、Rがヒマすぎて音を上げたのがわかる気がした。だって本当にする事ないんだもん。うちらは3人でいたからまだマシだろうけど(とりあえずしゃべる相手がいるじゃん)、これで昼間はずっと1人、だったら・・・・・・・・・多分私なら1ヶ月でギブ。

いや、主婦の仕事って、その気になればいっぱいあるんだろうとは思うよ。でも夫婦2人だったら、掃除だって洗濯だってそう毎日じゃなくていいだろうし、料理にでも手をかけないと時間が余ってしょうがないんだ。しかもRはそこに嫁いで行ったんだから周りに友達がいるわけでもなし、ヒマな時間に出かけようにも普段はアシがないし・・・・(車は旦那さんが仕事に乗って行っちゃうからね)。そりゃー泣き落としてでも里帰りしたくなるわ。


夕方4時過ぎになってようやく帰り支度を始める私達。Rが『どこか島内でお土産が買えるような場所はあるか』と旦那さんに電話で聞いてくれてるのが聞こえます。しばらくしてRが一言。
「旦那が今から来るって」
・・・・・・へ?なんで?っつーかまだ仕事中の時間じゃないのか?

よくわからないまま待つ事しばし。ちょうど2人とも準備が完了した頃に旦那さん到着。

実は旦那さん、昼に帰ってきた時にうちらの車の鍵を預かって行って、仕事で使うガソリンスタンドで給油しといてくれたのですね。ありがたい事です。そのうえ夕方やってきて私達に何か紙を差し出すので受け取ってみたら・・・・・島から出るための橋の通行料の回数券でした(**; 重ね重ねありがとうございますm(_ _)m

近くにある観光ホテルの売店でおみやげ物をちょろっと買って、そこの駐車場で別れる事に。特に大きなイベントもないまま過ごした3泊4日、なんとも私達らしくて楽しゅうございました(笑)今度は10月にRが出産のために里帰りする時かな。

旦那さんがとても気をつかってくれてありがたかった。うちらがいる間は実家に泊まってくれてて、おかげで心から気兼ねなく過ごせました(まぁこれはお義父さんが所用で長期間家を空けていて、その間お義母さん1人で危ないから、という理由もあったのだけど)。

ご飯を食べに帰ってくる時ですらお土産にアイスを買ってきてくれたり、Rがまだ島内の地理が全然わからないからとうちらのプチ観光に快く車を出してくれ、海に行く時も当然のように送迎してくれ、ガソリンもタダで入れてもらい、ついでに車の簡単な安全点検までしてもらい(←結果、私の車がかなり危険な状態だった事はここだけの秘密です。いーんだよ、来月車検出すんだから)、橋の通行料(の回数券)まで頂いてしまった。

宿泊料代わりに食費をちょびっと払っただけでくつろぎまくって帰ってきてしまいました。このお礼はRが里帰りした時に無条件に奉仕させて頂く事でお返しします。それが旦那さんへのお礼になるかどうかはさておき。



帰りに、行きに待ち合わせしたSAに再び寄ってTと晩御飯。鳥栖JCTでTは福岡方面へ、私は熊本方面へ枝分かれしてバイバイ。 後はひたすら熊本へ。

高速を降りてしばらく走った所でTから
『着いた〜?私は今着きました。また3人で遊ぼうね〜』
というメール。
『さっき高速降りて、Rの実家近くを通過したとこ。あと15分ぐらいでつくよ。お疲れでした〜』
と返信。・・・・・してて気がついた。

Rんち(長崎県大○町)からTんち(福岡市)までとうち(熊本市)までとじゃ50km近く距離が違うはず・・・・なのになぜ到着時間は15分程度しか違わないのだ?


・・・・・・・・・・・・・Tは安全運転だからな。うん、きっとそうだ。私が早いとかそういう事じゃないはずだ。うん、きっとそうだ。

というわけで、大○町滞在記でした(・・・『記』という程の内容はないが)


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咲良 [MAIL]

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